しじみはとても栄養価が高い食べ物として、昔から日本人の食生活にとり入れられてきました。

特にお酒が好きな方などは、二日酔い、肝臓病予防の妙薬といえば、ウコンとしじみ汁を思い出される方も少なくないでしょう。

さまざまな栄養素が含まれ、体にとってうれしい効果が期待できる「しじみ」。

そんなしじみの栄養成分と効果には、どんなものがあるのでしょうか?

  1. しじみの栄養成分と効果
    1. しじみの栄養成分と効果1・オルニチン…二日酔いの緩和
    2. しじみの栄養成分と効果2・ビタミンB2…成長促進
    3. しじみの栄養成分と効果3・ビタミンB12…肩こり・腰痛の緩和
    4. しじみの栄養成分と効果4・鉄分…貧血予防
    5. しじみの栄養成分と効果5・その他の栄養素
  2. しじみのおいしい食べ方
  3. 最後に
    1. 関連

しじみの栄養成分と効果

しじみの栄養成分と効果1・オルニチン…二日酔いの緩和

アミノ酸の一種であるオルニチンが肝臓の働きを助け、アルコールの分解を速めてくれるそうです。

お酒を飲み過ぎた場合は、寝る前にしじみ汁を飲むと二日酔い防止になるとも言われています。

しじみの栄養成分と効果2・ビタミンB2…成長促進

体の成長に欠かせないビタミンB2が多く含まれています。皮膚・髪・爪の細胞の再生に役立ちます。

爪が割れやすいなんて悩みをお持ちの方、髪や皮膚に潤いを足したい方などにお勧め。

しじみの栄養成分と効果3・ビタミンB12…肩こり・腰痛の緩和

赤いビタミンと呼ばれ、造血に欠かすことのできないビタミンB12が含まれています。

末梢神経を正常にする働きがあるため、肩こりや腰痛の緩和にも繋がるとされています。

しじみの栄養成分と効果4・鉄分…貧血予防

鉄分も含まれるため、貧血の予防にも効果を期待できます。

しじみの栄養成分と効果5・その他の栄養素

しじみは、たんぱく質食品といわれるように、必須アミノ酸のメチオニンをはじめ、シスチン、システイン、タウリンなどのアミノ酸が豊富に含まれており、肝臓の働きを支えてくれます。

ほかに、オクダテセン酸という脂溶成分も含んでいるので、肝機能改善や黄疸の予防が期待できるとも言われています。

ミネラルでは、先ほど取り上げた鉄分以外にも造血作用のある亜鉛、銅などが多く、血液の健康を維持し、肝臓の働きを円滑にしてくれます。

さらにカルシウムが多いのも特徴で、カルシュウム量は貝類のなかでは最高峰です。

このカルシウムはアルコール分解酵素など酵素の働きに関わっています。

しじみのおいしい食べ方

しじみのうま味や栄養を無駄なくとるなら、味噌汁が1番お勧めです。

味噌には肝機能を高める働きがあり、しじみとの相乗効果が期待できます。

調理のポイントとして、しじみは加熱しすぎると風味を損うので、煮過ぎや再加熱はなるべく避け、口が開いたらすぐに火を止めるのがコツです。

また、貝類が苦手な方や料理の時間が取れない方など、サプリメントを活用するのもお勧めです。

 

 

最後に

しじみは美味しい上、栄養成分が豊富な健康食材です。

日々の食生活にとり入れてみてはいかがでしょうか。