シベリアの夜長を古代史に夢を馳せて〜その246〜 |  アンドロゴス生涯学習研究所

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今回はホツマツタヱ17アヤの解説、そのPart5をやります。

17アヤは、アメ族の基本的な、老荘思想が強くあらわれており、「国学」とやらを振りかざしている不埒な学者などは、ハダシで逃げ出すような内容が記述されているのです。

でははじめましょう。

●一行訳11

17-48 たちからヲ すゝみもふさく タチカラヲ ススミモフサク 【タチカラヲ〔雄〕が】、【ススミ・モフサ・ク、進み出て申すことに】。
17-48 ぬすびとの みつめにしるゝ ヌスビトノ ミツメニシルル 【ヌスビ、盗・ト、人ノ、盗人の】、【ミ、御・ツ・メ、目・ニ・シル、知る・ル、御上が気づいた時の】
17-49 つちいかん かみハやわして ツチイカン カミハヤワシテ 【ツチイカン、罰はどんなものでしょうか】【カミ・ハ・ヤワシ・テ、御上は和して】、
17-49 みことのり しはしこゝろお ミコトノリ シハシココロオ 【ミコトノリ、言われました】。【シハシココロオ、まあ、少し心を】、
17-49 しづめまて われヒとぶりお シヅメマテ ワレヒトブリオ 【シヅメマテ、おちつけて待ちなさい】【ワレヒトブリオ、私は人の有様を】
17-49 つねみるに ふつくことなる ツネニミル フツクコトナル 【ツネニミテイル、常に見ています】。【フツ、総・ク・コトナル、皆それぞれに異なって】
17-50 くにかみの いきふくかぜお クニカミノ イキフクカゼオ 【クニカミノ、国御上の】、【イキフクカゼオ、威光を】
17-50 うけうまれ いきすとなれバ ウケウマレ イキストナレバ 【ウケウマレ、受けて生まれ】、【イキストナレバ、少年に育ち】
17-50 ならハしの ことばもくにお ナラハシノ コトバモクニオ 【ナラハシノ、慣れ親しんだ】【コトバモクニオ、言葉も国を】、
17-50 へたつれバ かハれとよその ヘタツレバ カハレトヨソノ 【ヘタツレバ、隔てたなら】【カハレトヨソノ、異なりますが・他の】
17-51 おさなこも なじめバそこの オサナコモ ナジメバソコノ 【オサナコモ、幼子も】、【ナジメバソコノ、馴染めばそこの】、
17-51 ふりとなる うつほにすめど フリトナル ウツホニスメド 【フリトナル、習慣を身につけるのです】。【ウツホニスメド、大気の中に住んでいても】、
17-51 そらとばず はにふみおれバ ソラトバズ ハニフミオレバ 【ソラトバズ、空を飛ぶことも無く】、【ハニ、土・フミ、踏・オレ、居・バ、土の上に居て】
17-51 こたえしる かぜはにかみの コタエシル カゼハニカミノ 【コタエシル、答えはわかります】。【カゼ、威・ハニ、土・カミ、守、(その)地の守の威光により】、


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●連続訳
タチカラヲが、進み出て申すことに、盗人の、御上が気づいた時の、罰はどんなものでしょうか?
御上は和して言われました。
まあ、少し心を、おちつけて待ちなさい。
私は人の有様を常に見ています。
皆それぞれに異なって、国御上の、威光を受けて生まれ、少年に育ち、慣れ親しんだ言葉も、国を隔てたなら異なりますが、他処の幼子も、馴染めばそこの、習慣を身につけるのです。
大気の中に住んでいても、空を飛ぶことも無く、土の上に居れば、答えはわかります。
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ここで、タチカラヲというのは、ワカヒメとオモイカネの子で「手力雄」と表現される、タケミカツチと同一人物です。
幼い頃から、日高見の現陰陽神社(いんようじんじゃ)で、アマテルの付き人として、トヨケの薫陶をうけて仙道(老荘思想)を学んだ人材です。
そして、つねにアマテルを補佐していたタカミムスビその人でもあります。

くりかえして言っておきますが、ここで話している「ヌスム」というのは、無法なタミがコソ泥をしているわけではなく、役職にあるトミが不正に利権を貪ることなのです。


●一行訳12

17-51 こたえしる かぜはにかみの コタエシル カゼハニカミノ 【コタエシル、答えはわかります】。【カゼ、威・ハニ、土・カミ、守、(その)地の守の威光により】、
17-52 まもるゆえ みるきくたびに マモルユエ ミルキクタビニ 【マモルユエ、護るので】、【ミルキクタビニ、(問題点を)見聞する度に】、
17-52 よしあしも ヒめもすアめに ヨシアシモ ヒメモスアメニ 【ヨシアシモ、慶事も悪事も】、【ヒメモスアメニ、日ごと中央に】、
17-52 つげあれバ かくしぬすむも ツゲアレバ カクシヌスムモ 【ツゲアレバ、報告があるので】【カクシ・ヌスム・モ、隠蔽し・盗用しても】、
17-52 みにそふる かぜよりアめに ミニソフル カゼヨリアメニ 【ミニソフル、その官位に応じた】、【カゼヨリ、威光により・アメニ、中央に】
17-53 つぐるなり ふたのぬすみハ ツグルナリ フタノヌスミハ 【ツゲル・ナリ、告げるのです】【フタノヌスミハ、再び盗むなら】、
17-53 せぐゝまり ぬきあしなすも セグクマリ ヌキアシナスモ 【セグクマリ、仕掛けが細かくなり】、【ヌキアシナスモ、覚られないようにしますが】、
17-53 つちのかみ めくみによりて ツチノカミ メクミニヨリテ 【ツチノカミ、(当該)方面の御守は】、【メクミニヨリテ、猶予して】、
17-53 まだつげず ミたびそこなふ マダツゲズ ミタビソコナフ 【マダツゲズ、まだ上位に告発はしません】。【ミ〔三〕タビ・ソコナフ、三度目に同じ事をすると】、
17-54 おのがむね さわぎあるより オノガムネ サワギアルヨリ 【オノガムネ、自分の意識で】、【サワギアルヨリ、不安に駆られ】
17-54 ことふるえ みめにあらハれ コトフルエ ミメニアラハレ 【コト、事・フルエ、失敗が増え】、【ミメニアラハレ、見た目にも不自然になって】、
17-54 そのぬしハ かれにとひつめ ソノヌシハ カレニトヒツメ 【ソノヌシハ、その当事者は】、【カレ・ニ・トヒ・ツメ、このように問い詰めて】、
17-54 こゝさとし またうらとえハ ココサトシ マタウラトエハ 【ココ(態)・サトシ、諭、こんこんと説教し】、【マタ・ウラ、占・トエハ、さらに詮索しますと】、
17-55 ついかたる よそのうたえも ツイカタル ヨソノウタエモ 【ツイ、終・カタル、終いには作話による騙りをするのです】。【ヨソノ・ウタエモ、別件の訴えも】、
17-55 あづかれど ミつしるつげの アヅカレド ミツシルツゲノ 【アヅカレド、預かっていますので】、【ミ〔三〕ツ・シル・ツゲノ、現場の担当官の告発が】、
17-55 フたゝびも アめのみたねと フタタビモ アメノミタネト 【フ〔二〕タタビモ、再度起これば】、【アメ・ノ・ミタネ・ト、中央の問題と】、
17-55 きみのつげ まちゆるせども キミノツゲ マチユルセドモ 【(当地の)キミノツゲ、キミが指摘するまで】、【マチユルセドモ、待つことができてしまうのです】。
17-56 しなにより アめよりきみに シナニヨリ アメヨリキミニ 【シナニヨリ、場合に依って】、【アメヨリキミニ、中央から(当地の)国君に】
17-56 つげあるぞ まさにはづべし ツゲアルゾ マサニハヅベシ 【ツゲアルゾ、御下命があるかもしれません】。【(これは怠慢で)マサニハヅベシ、まさに恥ずべきことでしょう】。
17-56 アめつちが わるさなせそと アメツチガ ワルサナセソト 【アメツチガ、地方も中央も】、【ワルサナセソト、悪事に加担してはいけないと】
17-56 さがしこそすれ サガシコソスレ 【(ひそかに)探してさえいるのですから】。


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●連続訳
その地の守の威光により、護るので、問題点を見聞する度に、慶事も悪事も、日ごと中央に、報告があるので、隠蔽し、盗用しても、その官位に応じた威光により中央に、告げるのです。
再び盗むなら、仕掛けが細かくなり、覚られないようにしますが、当該方面の御守は、賂(まいない)により猶予して、まだ上位に告発はしません。
三度目に同じ事をすると、自分の意識で、不安に駆られて失敗が増え、見た目にも不自然になって、その当事者は、このように問い詰めて、こんこんと説教し、さらに詮索しますと、終いには作話による騙りをするのです。
別件の訴えも、預かっていますので、現場の担当官の告発が、再度起これば、中央の問題と、当地のキミが指摘するまで、待つことができてしまうのです。
場合に依って、中央から(当地の)国君に、御下命があるかもしれません。
まさに恥ずべきことでしょう。
地方も中央も、悪事に加担してはいけないと、ひそかに、探してさえいるのですから。
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●一行訳13

17-57 はたれかみ はるなすゝみて ハタレカミ ハルナススミテ 【ハタレ・カミ、ハタレ御上であった】、【ハルナ・ススミ・テ、ハルナが進み出て】、
17-57 ヲゝんつげ そらかみのれど ヲヲンツゲ ソラカミノレド 【ヲ〔尊〕ヲ〔尊〕ン・ツゲ、告、尊び・敬いながら言いました】、【(曰く)ソラ、虚・カミ、守・ノレ、告・ド、虚守が言ったことですが】
17-57 すめらかみ つげなでおらハ スメラカミ ツゲナデオラハ 【スメ、統・ラ・カミ、上、スメラカミが】【ツゲ、告・ナ、無・デ・オラ、居・ハ、告げてくれなければ、】
17-57 おやおやや あらこきゝてん オヤオヤヤ アラコキキテン 【オヤオヤ(態)・ヤ、大変な事になっていたところです】、【アラコ、粗・キキ、聞・テ・ン(希望)、あらましを聞きたいものですね】。
17-58 おさゞずり あらさねたける オサザズリ アラサネタケル 【オサ、長・ザ・ズリ、領、長が一族を統べるのに】、【アラ、荒・サネ、胤・タケル、猛、(偽情報を流す)曲者が暴れているのですから】、
17-58 これうんつ あなどるすりら コレウンツ アナドルスリラ 【コレ・ウン、一・ツ、これが1つ目】、【アナドル・スリラ、(騒ぎに)乗じてカスリをとろうという者達の】
17-58 ねぢけまず さそあしなんど ネジケマズ サソアシナンド 【ネジケマズ、捻れがまず生じ】【サソ、誘・アシ、悪・ナン(強)・ド】、
17-58 はにしらん いやすりたける ハニシラン イヤスリタケル 【ハニ、土・シラ、知・ン(可)、下々が(ハニヤスの謙遜)知るのでしょうか】、【イヤ、弥・スリ、抜・タケ、高・ル、被害が甚大になります】。
17-59 これふんた しゐばふすりも コレフンタ シヰバフスリモ 【コレフンタ、これが2つ目】、【シヰ、脅・バフ、奪・スリ、領・モ、(偽情報に乗って)脅迫・略奪に走る将軍を】、
17-59 おだけんバ つらもかたるも オダケンバ ツラモカタルモ 【オダケンバ、増長すれば】【ツラ、面・モ・カタル、騙・モ、表面だけの輩と騙りを】
17-59 わけらんや すべかみそらに ワケランヤ スベカミソラニ 【ワケランヤ、区別することはできないでしょう】【スベ・カミ・ソラ、虚・ニ、統御上が虚守を】
17-59 しらせぬバ あらこすりなる シラセヌバ アラコスリナル 【シラセヌバ、放置するなら】、【アラコ、粗・スリ、領・ナル、殆どの悪者が将軍になってしまいます】。
17-60 これみうん さそらきゝてん コレミウン サソラキキテン 【コレミウン、これが3つ目です】。【サソラキキテン、誘われた(だけの)随伴者たちは聞きたがります】。
17-60 おのがべら なロますコちに オノガベラ ナロマスコチニ 【オノガベラ、私のモノベ衆である】、【ナ、名・ロ〔百〕・マス、組・コ〔九〕チ、路・ニ、百の家と九路の9000人は〕
17-60 わざつけて そらつかまんと ワザツケテ ソラツカマント 【ワザツケテ、訓練し】、【ソ、其・ラ・ツカマ、捕・ン・ト、そんな輩を捕まえようと】
17-60 ミチヒねり ムたびたゝかひ ミチヒネリ ムタビタタカヒ 【ミ〔三〕チ〔千〕ヒ〔日〕ネリ、3000日も練った(作戦も)】、【ムタビタタカヒ、6度も戦いを】、
17-61 なしたれど まさくることハ ナシタレド マサクルコトハ 【ナシタレド、したのに】、【マ・サクル・コト・ハ、傭兵を避けることは】
17-61 いかならん そのときかみハ イカナラン ソノトキカミハ 【イカ・ナラ・ン(推量)、どうなるのでしょうか】。【ソノトキカミハ、その時、御上(アマテル)は】


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●連続訳
ハタレ御上であった、ハルナ・ススミ・テ、ハルナが進み出て、尊び・敬いながら言いました、【(曰く)ソラ、虚・カミ、守・ノレ、告・ド、虚守が言ったことですが、スメラカミがツゲ、告・ナ、無・デ・オラ、居・ハ、告げてくれなければ、】
【オヤオヤ(態)・ヤ、大変な事になっていたところです】、【アラコ、粗・キキ、聞・テ・ン(希望)、あらましを聞きたいものですね】。
長が一族を統べるのに荒胤が、猛、(偽情報を流す)曲者が暴れているのですから、これが1つ目、騒ぎに乗じてカスリをとろうという者達の、捻れがまず生じ、誘われただけの悪を、下々が(ハニヤマヒメの謙遜)知るのでしょうか、被害が甚大になります。
これが2つ目、偽情報に乗って、脅迫・略奪に走る将軍が、増長すれば、表面だけの輩と騙(かたり)を区別することはできないでしょう。
統御上(すめらかみ)が虚守(そらかみ)を、放置するなら、殆どの悪者が将軍になってしまいます。
コレミウン、これが3つ目です。
誘われた(だけの)随伴者たちは聞きたがります。
私のモノベ衆である、名のある、百の家と九路の大勢の兵を訓練し、そんな輩を捕まえようと、6度も戦いを、したのに、傭兵を避けるとは、どういうことなのでしょうか。
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以前、榛名神社を調べたときにはよくわかっていませんでしたが、ここに出てくるハルナはハルナ、あるいは、ハル一門の(つまりハル名)の、ハニヤマヒメだろうと確信しました。



榛名神社(はるなじんじゃ)
群馬県高崎市榛名山町849番地
36.458611,138.852222
標高913m

祭神
火産霊神
埴山姫神

とんでもなく山間に、社殿があり、壮麗な造りで古くから開けていたようです。
利用河川は榛名川、南へ下ると烏川に合流します。

また1.6km北の峠を越えると、榛名山のカルデラ湖である榛名湖があり、ここから先は沼尾川が利用できたのではないでしょうか。


これは榛名神社、崖を背負ったエキセントリックな社です。

困るのは、「ハハミチ」と言っているのに、男千木だったりすることです。
アマテルに対して、べらんめえ調でまくしたてる様はまさに女当主を思わせます。
まあ、埴山姫がどんな人なのかはまったくわかっていないのですが。

私も、最初は「うんつ」、「ふんた」、「みうん」というのはまったく読めませんでした。
そういえば、ロシア語でも、木を数えるときの「1本、2本、3本」は「раз два три」となり、1番目というときは、「はじめ」を表す、раз(回数)を使うので、「うんつ」も類似した用法なのでしょう。

以前、ロシア語の学習で、数の数え方の最後のところに、シベリアで木を数えるクマの絵をはりましたが、参考にしてください。
https://ameblo.jp/androgosse/entry-12512651086.html


●一行訳14

17-61 いかならん そのときかみハ イカナラン ソノトキカミハ 【イカ・ナラ・ン(推量)、どうなるのでしょうか】。【ソノトキカミハ、その時、御上(アマテル)は】
17-61 にこゑみて またはなとるな ニコヱミテ マタハナトルナ 【ニコ(態)・ヱミ、笑・テ、微笑んで】、【マタ、未・ハナ、結果・トル、取・ナ無、まだ結論を急いではいけない】、
17-61 たゝこゝろ しつめてきけよ タタココロ シツメテキケヨ 【タタ・ココロ、ただ心を】【シツメ・テ・キケ・ヨ、鎮めて聞きなさい】。
17-62 おのがとき さかりあざむく オノガトキ サカリアザムク 【自分の(ここではハルナ)場合】【サカリアザムク、盛り・欺いた】
17-62 むくひあり ゆえおきかせん ムクヒアリ ユエオキカセン 【ムクヒアリ、報いがあったのです】、【ユエ・オ・キカセ・ン、故を聞かせよう】。
17-62 われみるに ヒとのみやビハ ワレミルニ ヒトノミヤビハ 【ワレミルニ、私の見たところ】、【ヒ〔人〕トノミヤビハ、人の感情というのは】
17-62 なさけゑだ アめよりさつぐ ナサケヱダ アメヨリサツグ 【ナサケヱダ、情の枝、感情の起伏は】、【ア〔天〕メ・ヨリ・サ・ツグ、天からそのように受け継いだものです】。
17-63 たまとしゐ むすふゐのちの タマトシヰ ムスフヰノチノ 【タマ、霊・ト・シヰ、体、タマとシヰは】、【ムスフヰノチノ、【ムスフ・ヰ、意・ノ・チ、道・ノ、結びによって命ができている(のです)】
17-63 たまなかご うむちハきもぞ タマナカゴ ウムチハキモゾ 【タマ、霊・ナカゴ、心臓(によって)】、【ウム、生・チ、道・ハ・キモ、胆・ゾ、構成される(血の)道は重要です】。
17-63 しゐのねハ むらとこゝろバ シヰノネハ ムラトココロバ 【シヰノネハ、身体の根本は】、【ムラト、言・ココロバ、心・言語中枢と精神活動によって機能するのです】。
17-63 ふくしゆふ ヨくらよこしや フクシユフ ヨクラヨコシヤ 【フクシ・ユフ、結・呼吸器が結ぶ】、【ヨ〔四〕クラ、座・ヨコ、横・シ、肢・ヤ、4座の枝、四肢が】、
17-64 ねのムくら わたるみやびが ネノムクラ ワタルミヤビガ 【ネ、根・ノ・ム〔六〕クラ、暗い、原因となり6つの障害が起こる】。【ワタル・ミヤビ・ガ、これらによる情念で】
17-64 ものおしる なさけなかごに モノオシル ナサケナカゴニ 【モノ、物・オ・シル、識、問題を自覚して】、【ナサケ、情・ナカゴ、内心・ニ、感情が・精神に】、
17-64 かよえると たとえバくせと カヨエルト タトエバクセト 【カヨエル・ト、働きかけるのです】。【タトエ、例・バ・クセ、曲・ト、人、たとえば悪人が】、


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●連続訳
その時、御上(アマテル)は、微笑んで、まだ結論を急いではいけない、ただ心を鎮めて聞きなさい。
自分、ハルナの場合、盛り、欺いた報いがあったのです、その故を聞かせよう。
私の見たところ、人の感情という情の枝、感情の起伏は、天からそのように受け継いだものです。
タマとシヰは、結びによって命ができているので、心臓によって構成される、血の道は重要です。
身体の根本は、心と言語中枢と精神活動によって機能するのです。
呼吸器が結ぶ、4座の枝、四肢が、暗い原因となり6つの障害が起こる、これらによる情念で、問題を自覚して、感情が精神に、働きかけるのです。
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ここの記述は日本漢方そのものですね。
悪事が発覚する宗教的原理を述べているように読むのはまったくの間違いです。

コロナ騒ぎは収束に向かっていますが、次にインフルエンザ等の凶悪なウイルスが控えている、と思わせたいのでしょう。
まあ、ウイルスには病原性は無く、患者の中枢神経系をさまざまな刺激ファークターによって多様な障害が起こるのですが、きわめて類似した「ファクターX」などという学説をもちだして、続きの陰謀を展開しようとしているのです。
彼等にしてみれば、ウイルスは宿主と云われる個体の遺伝子のカケラだ!なんてことを言ってもらっては困るのですね。
コロナ詐欺だけでも、大量殺人を伴う、国境渡りをした経済犯罪、つまり、共謀罪の対象となる陰謀なのですから。
日本政府が、毒ワクの被害者を放置するなら、次のフェーズは「仇討ち」になるでしょう。

武家社会では仇討ちは免許制であり、子など、逆縁の仇討ちは認められなかったのですが、現代の被害者は武士ではなく、潔さなどとは無縁なタミなのですから、抑えることなど不可能です。
そもそも、子を奪われた母は、ハーグ条約などで縛ることなどできないのです。

2億人接種して死者は0だとか、妊婦や胎児にはまったく影響が無い、などと公言してしまった、河野太郎は、神の前に立つことはできないでしょうね。
政治は結果責任なのです。


さて、ホツマツタヱに関するご意見ご要望、いちゃもん、文句、NGのあるかたは掲示板のほうに書いていただければ、うちのヱが対応します。
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