アンドロゴス生涯学習研究所

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今日は2026年5月8日、金曜日です。
今回はホツマツタヱ5アヤの解説、そのPart3です。

最初に、前回解説しなかった、ナミが崩御された後の、イサナギの身添ぎについて補足しておきましょう。
普通、記紀しかしらない読者は、ナギが一人で禊(みそぎ)をして三貴子を神産みをしたと思っているので、それなら、配偶神が必要だ、と、すでに居ないナミを加えているのが、問題なのです。

これでは、わざわざ各地で名門の媛(ひめ)を求める意味がなくなってしまうのです。
たとえば、音無川で禊をした、というのは


これは熊野本宮大社産田社(くまのほんぐうたいしゃうぶたしゃ)
地形は大きく変化しているようで、かつては音無川のほとりだったと思われます。

そして、児は双子だったのではないかと推測されます。
カン、上・ナオ、直・ヒ〔日〕、オオ、大・ナオ、直・ヒ〔日〕、いずれも、媛であったと推察されます。
その母は、ナミの替わりの媛ですから、女系の御家の媛と縁組したため、双子の女児を儲けただけで、御家は万々歳(ばんばんざい)といったところでしょう。
子等はその後の歴史に登場することはありませんでしたので、母の名は明かされていません。

ナギはその後、日向に向かい、複数の御子を産ませたようですが、これらは、イカツチ衆、カラス衆等、といった女系の御家との融和をはかるためであり、歴史上は問題にならないので、私も割愛することにします。

では、今日の本文にはいりましょう。

●一行訳5

5-23 まつらしむ またあつかわに マツラシム マタアツカワニ 【マツ、奉・ラ(使役)シ(分詞素)・ム(不完)、(後見として)奉らせます(現博多市住吉神社)】。【マ、亦・タ(分詞素)・ア、雨・ツ(生格)・カワ、側・ニ(与格)、また、雨の補佐をさせるために】、
5-23 そことなか かみわたつみの ソコトナカ カミワタツミノ 【ソ、其・コ、処・ト(並立)・ナ、那・カ、珂、其処と那珂】、【カミ、上・ワタ、渡・ツ(生格)・ミ、水、昔からの渡し船の】、
5-23 みかみうむ これむなかたに ミカミウム コレムナカタニ 【ミ(寧)、御・カミ、上・ウ、産・ム(分詞素)、御上を産みました】。【コ、此・レ(分詞素)・ム(胸)・ナ、名・カタ、方・ニ、これは・それぞれの(ご縁のある)御上・に】、
5-23 まつらしむ またしがうみに マツラシム マタシガウミニ 【マツ、奉・ラ(使役)・シ(分詞素)・ム(不完了)、奉らせます】。【マ、亦・タ・シ、滋・ガ、賀・ウミ、海・ニ(与格)、また琵琶湖に】、
5-24 しまつヒこ つぎおきつヒこ シマツヒコ ツギオキツヒコ 【シマ、島・ツ(生格)・ヒ〔仁〕コ、彦、シマツヒコを】、【ツギ、次・オキ、沖・ツ(生格)・ヒ〔仁〕コ、彦、次はオキツヒコ】、
5-24 しがのかみ これハアつみに シガノカミ コレハアツミニ 【シ、志・ガ、賀・ノ(生格)・カミ、上、(それは後の)志賀氏の上流で】、【コ、此・レ(分詞)・ハ(属格)・ア〔敬〕、安・ツミ、曇・ニ(与格)、これは安曇一門に】、
5-24 まつらしむ のちアわみやに マツラシム ノチアワミヤニ 【マツ、奉・ラ(使役)・シ(分詞素)・ム(不完了)、奉らしめます】。【ノチ、後・アワ、淡・ミヤ、宮・ニ(与格)、後になって、淡宮、イサナギに】、
5-24 みことのり みちひきのうた ミコトノリ ミチヒキノウタ 【ミ(寧)、御・コト、言・ノ、宣・リ(分詞素)、言われました】。【ミチヒ、導・キ(分詞)・ノ・ウタ、歌、導きの歌】、
5-25 アわぎみよ わかれおしくと アワギミヨ ワカレオシクト 【ア〔敬〕ワ、淡・ギ、儀・ミ、身・ヨ(呼掛)、我が淡国の・儀である身の君よ】、【ワカ、別・レ(分詞素)オ、惜・シ(分詞素)・ク(伝聞)・ト(接続格)、別れ惜しくても】、
5-25 つまおくる ヲうとハゆかず ツマオクル ヲウトハユカズ 【ツマ、妻・オク、送・ル(分詞素)、妻を送る】、【ヲ〔雄〕ウ、追・ト(態)・ハ・ユ、逝・カ(分詞素)・ズ(否定)、追う人(と夫を掛ける)は逝かず】、
5-25 ゆけハはぢ しこめにおハす ユケハハヂ シコメニオハス 【ユ、行・ケ(分詞素)・ハ(属格)・ハ、恥・ヂ(分詞素)、行けば恥となり】、【シコ、醜・メ、女・ニ(与格)・オ、在・ハ(属格)・ス(分詞素)、(妻も)醜女となられており】、
5-25 よしアしお しれハアしひく ヨシアシオ シレハアシヒク 【ヨ、佳・シ(分詞素)・ア〔敬〕、悪・シ(分詞素)・オ(対格)、(人の)美醜を】、【シ、知・レ(分詞素)・ハ(属格)・ア〔敬〕、悪・シ、ヒ、引・ク、知ったなら、(妻の)御家に対する(足引くを掛ける)、不敬を理解する】、
5-26 よもつさか ことたちさくる ヨモツサカ コトタチサクル 【ヨ、世・モ、面・ツ・サカ、栄、世面の栄と(黄泉の坂を掛ける)の】、【コト、事・タ、立・チ(分詞素)・サ、避・クル、事立ち(言絶ち、を掛ける)、(離縁によって)戦をを避ける】、
5-26 うつわアり みそぎにたみの ウツワアリ ミソギニタミノ 【ウツワ、器・ア、在・リ(分詞素)、器量があったので】、【ミ、身・ソ、添・ギ(分詞素)・ニ(与格)・タ、手・ミ、身・ノ(生格)、(新たな)身添ぎに(伊佐一門の)領地の人々も】、
5-26 とゝのいて いやまととほる トトノイテ イヤマトトホル 【トトノ、整・イ(分詞素)・テ(造格)、納得して】、【イ(継)・ヤ、家・マ、間・ト(態)・トホ、亨・ル(分詞素)、ずっとその家の縁者として寄添うことができるのです】。
5-26 あしびきの チヰモのおたの アシビキノ チヰモノオタノ 【アシ、葦・ビ、引・キ(分詞素)・ノ(生格)、(このように)葦引きの(枕)】、【チ〔千〕ヰ〔五〕モ〔百〕・ノ(生格)・オ、泥・タ、田・ノ(生格)、(序)1500枚の泥田は】、
5-27 みつほなる まとのをしゑに ミツホナル マトノヲシヱニ 【ミ、身・ツ(生格)・ホ、穂・ナ、成・ル(分詞素)、(人々の)身の代になりました】。【マ、間・ト、人・ノ(生格)・ヲシ、教・ヱ(分詞素)、族(やから)の教えに(あるように)】、
5-27 かかんして のんアわくにハ カカンシテ ノンアワクニハ 【カ、掛・カ(分詞素)・ン(自発)・シ、為・テ(態)、こうして、】、【ノ、宣・ン(意思)・ア〔敬〕ワ、淡・クニ、国・ハ(属格)、(ここに)我が淡国(淡路島)は】、
5-27 てんやまと ひきてアかるき テンヤマト ヒキテアカルキ 【テ、為・ン(当然)・ヤ、家・マ、間・ト、処、(すなわち)直参の集う、首都に成ったのでした】。【ヒ、導・キ(分詞素)・テ(態)・ア〔敬〕カ、明・ル(分詞素)キ(完了)、自然と明るい】、


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●連続訳5
後見として、奉らせます(現博多市住吉神社)。また、雨の補佐をさせるために、其処と那珂、昔からの渡し船の、御上を産みました。
これは、それぞれのご縁のある御上に、奉らせます。
また琵琶湖に、シマツヒコを、次はオキツヒコ、それは後の志賀氏の上流で、これは安曇一門に、奉らしめます。
後になって、淡宮(イサナギ)に、言われました。
導きの歌
我が淡国の・儀である身の君よ、別れ惜しくても、妻を送る、夫は逝くことはできず、行けば恥となり、妻も醜女となられており、人の美醜を、知ったなら、妻の御家に対する不敬を理解する、世面の栄との、事立ち(諍い)を、離縁によって戦をを避ける、器量があったので、新たな身添ぎに、伊佐一門の領地の人々も、納得して、ずっとその家の縁者として寄添うことができるのです。
このように、葦引きの(枕)1500枚の泥田は(序)、人々の身の代になりました。
族(やから)の教えにあるように、こうして、ここに我が淡国(淡路島)は、ヤマト、すなわち直参の集う、首都に成ったのでした。

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●解説5

ここで、新たな身添ぎによって、族間の捻じれが解消される、という楽観主義に注目して頂きたいと思います。
慶事は凶事を駆逐することができるのです。
そして、ナギがナミと過ごした日々が無駄になってしまったのではなく、苦労をかさね、1500毎の泥田の葦を引き抜いて開墾(かいこん)したからこそ、配下の人々の身代(しんだい、財産)になったのです。
ナミは、先代の命令があったから皇后として生涯をささげたのではなく、夏(か)の一員として、御家と同化して生きてきたのです。

カカン・ノン・テンと云う構文を良く理解していただきたいと思います。
これはけっして、「篝火を焚け、祝詞を上げろ、鼓を打て」などという意味の無い羅列ではないのです。

カカン  このようにしたことによって
ノン   私は宣言します
テン   結果をそのようにしたことを

この、それぞれの語尾が意思を表す「ン」であることが重要なのです。

ここで良くコメントを書いていた、Mr.T氏は「ヤマト」の意味を読み取ることができずにいましたが、これは紛れもなく、「家・間・処」あるいは状況によって、「家・間・人」であることが理解されるのです。


●一行訳6

5-27 てんやまと ひきてアかるき テンヤマト ヒキテアカルキ 【テ、為・ン(当然)・ヤ、家・マ、間・ト、処、(すなわち)直参の集う、首都になりました】。【ヒ、導・キ(分詞素)・テ(造格)・ア〔敬〕カ、明・ル(自発 )キ(分詞素)、自然と明るい】、
5-27 アしはらの うたもさとれよ アシハラノ ウタモサトレヨ 【ア〔敬〕シ、葦・ハラ、原・ノ(生格)、葦原(地元淡国)の】、【ウタ、歌・モ(例示)・サト、覚・レ(分詞素)・ヨ(指示)、(出相の)歌に表れていることも覚りなさい】。
5-28 まとみちの とほらぬまえの マトミチノ トホラヌマエノ 【マ、間、ト、人・ミチ、道・ノ(生格)、指導者の行いが】、【トホ、亨・ラ(分詞素)・ヌ(否定)・マエ、前・ノ(生格)、(正しく)亨らぬ前の】、
5-28 アしひきの まくらことばハ アシヒキノ マクラコトバハ 【ア〔敬〕シ、悪・ヒ、引・キ(分詞素)ノ(生格)、悪しき導きの(枕)】、【マ、間・クラ、暗・コト、言・バ、葉・ハ、(良くなかった)枕詞は】、
5-28 うたのたね アしひきハやま ウタノタネ アシヒキハヤマ 【ウタ、歌・ノ(生格)・タネ、種、歌の仕掛けで】、【ア〔敬〕シ、足・ヒ、引・キ(分詞素)・ハ(属格)・ヤマ、山、足引きは山の(問題点)】、
5-28 ほのほのハ アけ。ぬばたまハ ホノホノハ アケヌバタマハ 【ホノ、仄・ホノ、々・ハ(属格)、仄々は】、【ア〔敬〕、明・ケ(分詞素)・ヌ、射・バ、干・タマ、玉・ハ(属格)、アケ、御家の状態が良くなることで、ヌバ玉は】、
5-29 よるのたね しまつとりのう ヨルノタネ シマツトリノウ 【ヨル、夜・ノ(生格)・タネ、種、(暗い)夜のタネ(対比性)で】、【シマ、島・ツ(生格)・トリ、鳥・ノ(生格)・ウ、鵜、(国である)島の鳥・は・鵜(土着性)】、
5-29 おきつとり かもとふねなり オキツトリ カモトフネナリ 【オキ、沖・ツ(生格)・トリ、鳥、沖つ鳥、遠くから来た】、【カモ、鴨・ト(並立)・フネ、船・ナ、也・リ(分詞素)、鴨と船(類似性)なのです】。
5-29 このアちお ぬばたまのよの コノアチオ ヌバタマノヨノ 【コ、此・ノ(生格)・ア〔敬〕チ、味・オ(対格)、この妙味は】、【ヌ、射・バ、干・タマ、玉・ノ(生格)・ヨ、夜・ノ(生格)、ヌバ玉の夜の(暗さの)】、
5-29 うたまくら さめてあかるき ウタマクラ サメテアカルキ 【ウタ、歌・マクラ、枕、歌枕として】、【サ、醒・メ(分詞素)・テ(造格)・ア、明・カ(再帰分詞素)・ル(分詞素)・キ(推量)、醒めて明るい(結果)】、
5-30 まえことば こゝろおあかす マエコトバ ココロオアカス 【マエ、前・コト、言・バ、葉、前言葉(になっているのです)】。【ココロ、心・オ(対格)・ア、明・カ(自発)・ス(分詞素)、心を打ち明ける】、
5-30 うたのみち みそきのみちハ ウタノミチ ミソキノミチハ 【ウタ、歌・ノ(生格)・ミチ、道、歌の流れに沿う】、【ミ、身・ソ、添・キ(分詞素)・ノ(生格)・ミチ、導・ハ(属格)、身添ぎの導きの働きは】、
5-30 みおあかす やまとのみちの ミオアカス ヤマトノミチノ 【ミ、身・オ(対格)・アカ、明・ス(分詞)、身の振り方を明確にするのです】。【ヤ、家・マ、間・ト、人・ノ(生格)・ミチ、道・ノ(生格)、御家に仕える族(やから)の生き方の】、
5-30 おゝいなるかな オオイナルカナ 【オオ、大・イ(分詞素)・ナ、也・ル(分詞素)・カナ、哉、(なんと)大切なことでしょうか】。


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●連続訳6
自然と明るい、葦原(地元淡国)の、出相の歌に表れていることも覚りなさい。
指導者の行いが、正しく亨らぬ前の、悪しき導きの(枕)、良くなかった枕詞は、歌の仕掛けで、足引きは山の(問題点)、仄々は、アケ、すなわち御家の状態が良くなることで、ヌバ玉は、暗い夜のタネ(対比性)で、国である島の鳥は鵜(土着性)、沖つ鳥、遠くから来た、鴨と船(類似性)なのです。
この妙味は、ヌバ玉の夜の(暗さの)歌枕として、醒めて明るい(結果)、前言葉になっているのです。
心を打ち明ける、歌の流れに沿う、身添ぎの導きの働きは、身の振り方を明確にするのです。
御家に仕える族(やから)の生き方の、なんと大切なことでしょうか。

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●解説6
わたしは、これまで、左翼の心で右翼の人々の活動を見てきましたが、ここまで理解することで、家族思想が世界をまとめあげることができることを確信しました。
それも、何でも許し、受け入れることができれば、道家(どうか)の思想が垣間見えるのではないでしょうか。
「どうでも良い」、「何も考えない」のではダメなのです。

今日世相を見渡せば、沖縄辺野古の事件の、ありのままの姿も見えてくるでしょう。
すでに、京都の同志社国際高校は「キリスト教左派」の拠点になっているので、公安からは「摘み取るべき芽」にみえるでしょうが、遠距離から横波を起こして観光船を転覆させた、海保の行動が殺人行為であることが理解できるでしょう。
海難審判が開かれるなら、海保の艦長の起こした危険行為が白日のもとに晒されることになるのです。
マスコミに踊らされないよう、最新の注意が必要です。
日経平均の3400円上げ63000も、改憲の布石であることも見逃せません。
ホツマツタヱを適切な文法にしたがって読むことよって、一部の行政の意思による入会(いりあい)権、入浜(いりはま)権も本来の法理にもとづくものではなく、支配構造に由来するものであることを知ることができるのです。
つまり、暴力装置である海保が、潮干狩り客がハマグリを取ることを制限したり、「違法だから」逮捕したりするのは危険なことなのです。
「改憲して戦争のできる国にしよう」などという総理大臣の行動は、憲法擁護義務違反であり、公務員職権乱用なのです。
改憲を推進したいのであれば、まず辞職し、国民を扇動する旗を振り、民意が充分に高まってから、国会議員に立候補して多数をとり、全権を掌握してからなら、許されることなのです。
ここまできて、はじめて民主主義のアブなさが出てくるのですね。
今、国会が最初に為すべきことは、財政法4条と地財法5条を廃止することです。
これをやらなければ、どれほどリーガルを謳っても、まったくダメダメです。

今回のイラン騒ぎは、ボトムスの介在無しには終わらないでしょう。
日本人が豊かに暮らせて、世界が平和になることを天神地祇に祈りましょう。




さて、ホツマツタヱに関するご意見ご要望、いちゃもん、文句、NGのあるかたは掲示板のほうに書いていただければ、うちのトが対応します。
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