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鬼滅やってたときはアベマで見ていましたが、いま何やってるんでしょうか…
で、きょうのお昼は…
そば
でも…、食いたらなかったので普段は間物は食べないのですが
つむちゃんは私の方は見ているのですがお家に引っ込んだきり
さて、きょうは肉なしの食事だったのですが、斎のときは…
大斎の意味
カリストス・ウェア主教 著 ダビッド水口優明神父 翻訳
より引用(少々長いですが)
斎のルール
このように発展した大斎の中で、厳密にはどのような斎のルールが要求されているだろうか。
古代でも現代においてもそれは一字一句同一のものではなかった。しかし、ほとんどの正教会は次のルールを守っている。
(1)「税更とファリセイの主日」と「放蕩息子の主日」の間の週には、一般にすべての斎が免除される。肉や、動物性の食品は水曜、金曜でも食べてよい。
(2)それに続く週、しばしば「カーニバル(謝肉祭)の週」と名付けられる週は、通常期の斎が水曜、金曜に守られる。言い変えるなら特別な斎はない。
(3)大斎の直前の週には肉食が禁じられるが、卵やチーズなど酪農製品は水曜、金曜を含み毎日食べてよい。
(4)大斎の七週の平日(月曜から金曜)には、その日にとる食事の「回数」も、許された「食べ物の種類」も制限される。しかし、食事することがが認められる時、食べる食物の「量」の固定された制限はない。
(a)第一週の平日の斎は特に厳しい。その厳しい規定によると最初の五日間にたった二度しかとらない。すなわち水曜と金曜の先備聖体礼儀後に食事をとる。他の三日〔月火木〕には、その力がある人は完全な断食を守り、それが実行不可能な人は火曜と木曜の晩課後の夜に、調理された食事でなくパンと水、もしくはお茶やフルーツジュースをとる(もし可能なら、月曜には食べない)。同時に今日の習慣では、これらのルールは一般的に緩和されていることを付言しておこう。水曜と金曜の食事には、「クシロファギイ(xerophagy)」が指示されている。文字通り訳せば「乾燥食品(転じて禁欲的な食事)」である。厳密に言うと、水と塩で調理された野菜のみを、また果物、木の実、パン、蜂蜜といったものを食べる、ということである。実際にはクシロファギイの日には、タコや貝類も認められている。また、植物性マーガリンとコーンや他の植物性油(オリーブから作られていないもの)も同様である。しかし次にあげた食べ物のカテゴリーは確実に断食される。
ⅰ、肉
ⅱ、動物性の食品(チーズ、ミルク、バター、卵、ラード、脂肪)
ⅲ、魚(すなわち背骨のある魚)
ⅳ、油(すなわちオリーブオイル)とワイン(すなわちすべてのアルコール飲料)
(b)大斎第二、三、四、五、六週の平日(月曜から金曜)には、一日一食が認められる。それは、晩課後の夜にとる。この一食では「クシロファギイ」が認められる。
(c)受難週。最初の三日間ではそれぞれ「クシロファギイ」で一日一食とる。しかしこれらの日に完全な断食を守ろうとする人、もしくは調理していない食ベ物のみを食べようとする人は大斎第一週と同じようにする。
聖大木曜日には、ワインと油(すなわちオリーブオイル)で一食のみ食べる。
聖大金曜日には、その力のある人は初代教会の慣習にならい完全な断食を守る。それができない人は少量の水、お茶またはフルーツジュースでパンを食べるようにするが、しかし、日没までか、とにかく晩課の眠りの聖像の伏拝が終わるまで食事しない。
聖大土曜日には原則的に食事をとらない。古代教会の習慣に従うと、聖大ワシリイの聖体礼儀が終わった後「使徒行伝」を誦読するために信者は教会に残る。そして、彼等の持久のために少量のパンと乾燥した果物とカップ一杯のワインが与えられる。現在普通になっているように、信者がもし家に帰って食事するならば、オイルは食さないがワインは飲んでよい。すなわち、一年間の土曜日の中でこの日だけがオリーブオイルの許されない土曜日である。
次のような日には、「クシロファギイ」の規定がゆるめられる。
① 聖大土曜日を除く斎中の土曜日、日曜日にはいつものように日中と夜に主要の食事を二回とる。ワインとオリーブオイルは許される、肉、動物性の食品、魚などは許されない。
② 生神女福音祭(3月25日〔4月7日〕)と聖枝祭には、ワインとオイルと同様に魚が認められる。しかし肉や、魚以外の動物性の食品は許されない。もし、生神女福音祭が受難週の最初の四日に当たったら、ワインとオイルは許されるが魚は認められない。もし聖大金曜日、聖大土曜日に当たったら、ワインは許されるがオイルと魚は認められない。
③ もし次にあげる日が第二、三、四、五、六週の平日に当たれば、その日はワインとオイルが許される。
・授洗イオアンの聖首の第一、第二の発見(2月24日〔3月8日〕)
・セヴァスティヤの四十人の聖大致命者(3月9日〔3月22日〕)
・生神女福音祭の前期(3月24日〔4月6日〕)
・神使首ガウリイルの会衆祭(3月26日〔4月8日〕)
・その聖堂または修道院の守護聖人の祭
④ 大斎第五週の水曜日と木曜日にも、アンドレイの大カノンの祈祷のためにワインとオイルが許される。同じ週の金曜日には、アカフィストの晩祷のためにワインが――ある典拠によればオイルも――許される。
これらの斎のルールは、年老いた人や体の虚弱な人の場合には緩和されることが常に守られてきた。現代の斎の習慣では普通、健康な人でさえも、斎のその完全な厳しさは軽減されている。今日では大斎第一週の月曜日、火曜日、木曜日に、または受難週の最初の三日間に、完全な断食を守ることを試みているのはほんのわずかな人たちである。平日には――おそらく第一週と受難週の間は除いて――一日一食でなく、一日二回の調理された食事を食べるのが、現在一般となっている。第二週から第六週まで火曜日、木曜日に、また一般的とは言えないが月曜日にも多くの正教徒はワインを飲み、そして多分オイルも使っている。たとえば、正教徒でない家庭に生活していたり、会社や学校の食堂で食事をとることを余儀なくされている狐立した正教徒の立場など、個人的な要因を考慮する必要がある。あいまいな場合はそれぞれ、その人の精神的な父〔神父〕の助言を求めるべきである。いつの時でも、「あなたがたは律法の下にあるのではなく、恵みの下にある」(ロマ6:14)ということ、そして「文字は人を殺し、霊は人を生かす」(コリンフ後3:6)ということを心の中に言い聞かせていることが絶対必要である。斎のルールは、まじめに取り組む必要はあるけれども、陰鬱な、ひけらかしの律法主義に解されてはならない。「神の国は飲食ではなく、義と平和と聖神(聖霊)に於ける喜びとである」(ロマ14:17)。
以上、引用終わり
カリストス・ウェア主教 著 ダビッド水口優明神父 翻訳
より引用(少々長いですが)
斎のルール
このように発展した大斎の中で、厳密にはどのような斎のルールが要求されているだろうか。
古代でも現代においてもそれは一字一句同一のものではなかった。しかし、ほとんどの正教会は次のルールを守っている。
(1)「税更とファリセイの主日」と「放蕩息子の主日」の間の週には、一般にすべての斎が免除される。肉や、動物性の食品は水曜、金曜でも食べてよい。
(2)それに続く週、しばしば「カーニバル(謝肉祭)の週」と名付けられる週は、通常期の斎が水曜、金曜に守られる。言い変えるなら特別な斎はない。
(3)大斎の直前の週には肉食が禁じられるが、卵やチーズなど酪農製品は水曜、金曜を含み毎日食べてよい。
(4)大斎の七週の平日(月曜から金曜)には、その日にとる食事の「回数」も、許された「食べ物の種類」も制限される。しかし、食事することがが認められる時、食べる食物の「量」の固定された制限はない。
(a)第一週の平日の斎は特に厳しい。その厳しい規定によると最初の五日間にたった二度しかとらない。すなわち水曜と金曜の先備聖体礼儀後に食事をとる。他の三日〔月火木〕には、その力がある人は完全な断食を守り、それが実行不可能な人は火曜と木曜の晩課後の夜に、調理された食事でなくパンと水、もしくはお茶やフルーツジュースをとる(もし可能なら、月曜には食べない)。同時に今日の習慣では、これらのルールは一般的に緩和されていることを付言しておこう。水曜と金曜の食事には、「クシロファギイ(xerophagy)」が指示されている。文字通り訳せば「乾燥食品(転じて禁欲的な食事)」である。厳密に言うと、水と塩で調理された野菜のみを、また果物、木の実、パン、蜂蜜といったものを食べる、ということである。実際にはクシロファギイの日には、タコや貝類も認められている。また、植物性マーガリンとコーンや他の植物性油(オリーブから作られていないもの)も同様である。しかし次にあげた食べ物のカテゴリーは確実に断食される。
ⅰ、肉
ⅱ、動物性の食品(チーズ、ミルク、バター、卵、ラード、脂肪)
ⅲ、魚(すなわち背骨のある魚)
ⅳ、油(すなわちオリーブオイル)とワイン(すなわちすべてのアルコール飲料)
(b)大斎第二、三、四、五、六週の平日(月曜から金曜)には、一日一食が認められる。それは、晩課後の夜にとる。この一食では「クシロファギイ」が認められる。
(c)受難週。最初の三日間ではそれぞれ「クシロファギイ」で一日一食とる。しかしこれらの日に完全な断食を守ろうとする人、もしくは調理していない食ベ物のみを食べようとする人は大斎第一週と同じようにする。
聖大木曜日には、ワインと油(すなわちオリーブオイル)で一食のみ食べる。
聖大金曜日には、その力のある人は初代教会の慣習にならい完全な断食を守る。それができない人は少量の水、お茶またはフルーツジュースでパンを食べるようにするが、しかし、日没までか、とにかく晩課の眠りの聖像の伏拝が終わるまで食事しない。
聖大土曜日には原則的に食事をとらない。古代教会の習慣に従うと、聖大ワシリイの聖体礼儀が終わった後「使徒行伝」を誦読するために信者は教会に残る。そして、彼等の持久のために少量のパンと乾燥した果物とカップ一杯のワインが与えられる。現在普通になっているように、信者がもし家に帰って食事するならば、オイルは食さないがワインは飲んでよい。すなわち、一年間の土曜日の中でこの日だけがオリーブオイルの許されない土曜日である。
次のような日には、「クシロファギイ」の規定がゆるめられる。
① 聖大土曜日を除く斎中の土曜日、日曜日にはいつものように日中と夜に主要の食事を二回とる。ワインとオリーブオイルは許される、肉、動物性の食品、魚などは許されない。
② 生神女福音祭(3月25日〔4月7日〕)と聖枝祭には、ワインとオイルと同様に魚が認められる。しかし肉や、魚以外の動物性の食品は許されない。もし、生神女福音祭が受難週の最初の四日に当たったら、ワインとオイルは許されるが魚は認められない。もし聖大金曜日、聖大土曜日に当たったら、ワインは許されるがオイルと魚は認められない。
③ もし次にあげる日が第二、三、四、五、六週の平日に当たれば、その日はワインとオイルが許される。
・授洗イオアンの聖首の第一、第二の発見(2月24日〔3月8日〕)
・セヴァスティヤの四十人の聖大致命者(3月9日〔3月22日〕)
・生神女福音祭の前期(3月24日〔4月6日〕)
・神使首ガウリイルの会衆祭(3月26日〔4月8日〕)
・その聖堂または修道院の守護聖人の祭
④ 大斎第五週の水曜日と木曜日にも、アンドレイの大カノンの祈祷のためにワインとオイルが許される。同じ週の金曜日には、アカフィストの晩祷のためにワインが――ある典拠によればオイルも――許される。
これらの斎のルールは、年老いた人や体の虚弱な人の場合には緩和されることが常に守られてきた。現代の斎の習慣では普通、健康な人でさえも、斎のその完全な厳しさは軽減されている。今日では大斎第一週の月曜日、火曜日、木曜日に、または受難週の最初の三日間に、完全な断食を守ることを試みているのはほんのわずかな人たちである。平日には――おそらく第一週と受難週の間は除いて――一日一食でなく、一日二回の調理された食事を食べるのが、現在一般となっている。第二週から第六週まで火曜日、木曜日に、また一般的とは言えないが月曜日にも多くの正教徒はワインを飲み、そして多分オイルも使っている。たとえば、正教徒でない家庭に生活していたり、会社や学校の食堂で食事をとることを余儀なくされている狐立した正教徒の立場など、個人的な要因を考慮する必要がある。あいまいな場合はそれぞれ、その人の精神的な父〔神父〕の助言を求めるべきである。いつの時でも、「あなたがたは律法の下にあるのではなく、恵みの下にある」(ロマ6:14)ということ、そして「文字は人を殺し、霊は人を生かす」(コリンフ後3:6)ということを心の中に言い聞かせていることが絶対必要である。斎のルールは、まじめに取り組む必要はあるけれども、陰鬱な、ひけらかしの律法主義に解されてはならない。「神の国は飲食ではなく、義と平和と聖神(聖霊)に於ける喜びとである」(ロマ14:17)。
以上、引用終わり
この期間、聖パンと聖水だけで過ごす「猛者」もおられますが…、私にはもう体力的に無理です。