早くも4回目です。
武田が滅び、織田に付きますが…
本能寺が…
このとき真田信繁(幸村)は15歳…
堺さん、ちょっときついか…
さて、武田滅亡のはじまりとなった「長篠の戦い」、鉄砲の三段撃ちで有名なやつですね。
が…
この戦、けっこう不思議…
武田が徳川の長篠城を攻めたところに織田・徳川の連合軍が来るわけですが…
武田は長篠城の包囲部隊を残し、織田・徳川連合軍にに対するのですが、徳川の迂回戦術により包囲部隊が蹴散らされ武田は包囲されることに…
で、武田の突撃が起こるわけですが…
この突撃、なんと「集団自殺」説もあるとか…
包囲されたんだから、突破するしかないので…
そしてここで行ってはいけないのは「向き」を変えること。
連合軍側に向いているのに、ここで向きを変えたら一気に攻められますからね(日本海海戦の東郷ターンはそれを逆手にとったもの)。
で、ここで三段撃ちです。
諸説ありますが、実験で三段撃ちが可能との結果はでています。
射手は1人であとの2人は弾込めをやったほうが効率が良いそうです、そして号令で一斉に撃つより、各人が個別に撃った方が命中率が良い等の結果がでています。
私的に考えた戦術ですが、突撃してくる敵に射撃(100メートルくらいから)…、そして敵の足が止まったら槍隊をだす…
敵が体制を整えたら槍隊を引いて…、射撃…
これを繰り返し、敵の勢いが止まったとこで突撃すれば…
なんですが、これだったら三段撃ちは必要ない。
二段で十分。
射撃距離は50メートルくらいから…
三段が生きるのは逆に敵陣への攻撃時と考えるのですが…
実際の長篠の戦いでは何故か防御ラインの内側で討ち取られている武田方の武将が多い、そして現場から発掘された弾丸が10発未満…、とか。
謎の多い戦です、さらなる検証が必要かと…
しかし、歴史学と軍事学がかけ離れているので(先の集団自殺説なんかがそう)…、ちゃんとした答え…、でるのかな。