出土瓦に「飛」の文字 - 創建時からの呼称か/飛鳥寺 | andrewさんのブログ

andrewさんのブログ

ブログの説明を入力します。

なかなか興味深い発見がありました…


以下、奈良新聞より転載


出土瓦に「飛」の文字 - 創建時からの呼称か/飛鳥寺(http://www.nara-np.co.jp/20150611090535.html


奈良文化財研究所は10日、6世紀末に創建された国内初の本格寺院、飛鳥寺(明日香村)出土の瓦から、創建時に使ったとみられる文字瓦が見つかったと発表した。「飛」と書かれた瓦は飛鳥寺を意味すると考えられ、創建時から「飛鳥寺」と呼ばれていた可能性を示す資料となりそうだ。


昭和31年以降、同寺の発掘調査で出土した瓦を調べ、11点の文字瓦を確認。うち平瓦6点の文字が判読できた。


「飛」とヘラ描きされた瓦片は縦10センチ、幅11センチ。瓦製作時の調整の特徴から、同寺創建時のものと考えられる。下に「鳥」の字があったかは不明だが、「飛」と書かれた木簡の例から、1字で飛鳥寺を意味する可能性があるという。


同寺は「飛鳥寺」「法興寺」として日本書紀に登場。書紀の成立は奈良時代で、創建時に「飛鳥寺」だった証拠にはならない。木簡では、7世紀後半に「飛鳥寺」が使用されていたことが分かっている。


調査成果は6月末刊行予定の「奈良文化財研究紀要2015」に掲載。瓦は9月13日まで、橿原市木之本町の奈文研藤原宮跡資料室で展示される。午前9時~午後4時30分。観覧無料。

以上、転載終わり


日本最古の本格的寺院「飛鳥寺」です。


創建当時から「飛鳥(あすか)寺」と呼ばれていた可能性が高まりました…


さて、「飛鳥」と書いて「あすか」…


現在は「奈良県明日香村」と「明日香」と書きます。


「飛鳥」で「あすか」は、読めない。


定説はないようですが…


枕詞がそうではないかと…


「飛鳥(とぶとり)の明日香」


で、いつのまにか「枕詞」も一緒の読みに…


そうなると興味深いのが「日下草加」…


「日本」呼称、最古の例発見(http://ameblo.jp/andrewoui/entry-11056630455.html
河内国草香邑と孔舎衛坂(http://ameblo.jp/andrewoui/entry-11157447072.html


拙ブログです、興味のある方お読みください。