先日就航した「いずも」、中国気になるようです。
以下、チャイナネットより転載
日本の「いずも」就役が示すもの(http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2015-03/28/content_35180852.htm
)
日本のヘリ空母「いずも」が25日、正式に就役した。全長248メートル、満載排水量2万7000トン、艦体は空母に似ており、全通甲板、右舷側に寄せたアイランドなど空母と同様の配置で、ヘリコプター5機が同時に発着艦でき、少なくとも14機のヘリコプターを搭載でき、兵士400人余りを輸送できる。(文:張軍社・海軍軍事学術研究所研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
その満載排水量は第2次大戦時の日本海軍中型攻撃空母「飛龍」を上回るだけでなく、イタリア海軍の空母「ジュゼッペ・ガリバルディ」、スペイン海軍の空母「プリンシペ・デ・アストゥリアス」、英国海軍のインヴィンシブル級空母をも上回る。日本は2隻目の同型艦も建造中だ。
同艦の性質および強大な攻撃能力を隠すため、「平和憲法」の制約上、日本政府は「ヘリコプター搭載護衛艦」と称し続けている。だが日本メディアは「いずも」はヘリ空母であり、対中抑止が建造の目的だと指摘している。第2次大戦中の日本の中国侵略軍艦と同名のヘリ空母「いずも」の就役は一体何を示しているのか。
第1に、このヘリ空母の就役は第2次大戦後日本が奉じてきた「平和憲法」に背く。日本国憲法第9条は「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」「前項の目的を達するため、陸海空軍その他戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」としている。これは日本が攻撃的兵器を発展できないことを意味する。だがヘリ空母「いずも」は強い攻撃能力と遠洋作戦能力を備えるうえ、少しの改造でF35B戦闘機の発着艦が可能で、名実ともに空母となり、強い攻撃性を備える。
第2に、このヘリ空母の就役は海上自衛隊の攻撃的作戦能力を高め、日本の軍事的冒険性を助長する。ヘリ空母「いずも」は大型、遠洋、多用途の先進的軍艦であり、軽空母、強襲揚陸艦、対潜艦、指揮艦などの機能を兼ね備える。同級空母の就役によって海上自衛隊の対潜攻撃、強襲揚陸、遠距離兵力輸送など総合作戦能力が大幅に高まる。特に同艦は地上基地に頼らず遠洋軍事活動を行い、遠距離攻撃を実施することができ、遠距離展開と立体揚陸の作戦能力を備えるため、専守防衛型部隊から海上攻撃型部隊へと発展し、日本の世界的な軍事干渉能力を高め、軍事的冒険を行う可能性を高める。
第3に、日本が第2次大戦時の悪名高い中国侵略軍艦の名を用いて新たなヘリ空母を命名するとは、全く何を企んでいるのか分らない。「出雲」は日本の装甲巡洋艦で、日露戦争に参加した。全面的な中国侵略戦争の発動後は、中国侵略艦隊の旗艦として、黄浦江上に長期停泊した。日本が侵略戦争に参加した旧艦の名を「復活」させるとは一体どういう意味なのかと、かつて日本にさんざん侵略されたアジアの人々は問わずにはいられない。おおかた、戦犯の位牌を靖国神社に祀るのと軌を一にするのだろう。
実は安倍氏の政権復帰以来、日本は軍拡の歩みを明らかに加速している。「外向性」の「積極的平和主義」を柱とする国家安保戦略を制定し、あらゆる手を尽くして集団的自衛権の行使容認を図り、「防衛計画の大綱」「自衛隊法」「武力攻撃事態法」など関係する法律を改正し、3年連続で軍事費は過去最高となり、攻撃的武器の発展に力を入れている。長年の漸進式拡張を経て、日本の軍事力はとっくに自らの防衛の必要を越えている。日本はこうした漸進的手法で「平和憲法」の制約と日本国民および周辺国の心理的防御線を徐々に突破し、最終的な「空母の夢」の実現および攻撃的軍事力の発展に向けた基礎を固め続けている。
最後に指摘しておく必要があるのは、日本当局がヘリ空母「いずも」を釣魚島(日本名・尖閣諸島)をめぐる中日紛争とリンクさせるのは、中日関係の改善および地域の平和・安定にとって有害無益ということだ。同艦を利用して中国を威嚇するとなると、全く愚か者の夢物語だ。日本側は歴史を鑑として、専守防衛を堅持し、平和的発展の道を歩むとの約束を順守すべきだ。そうしてこそアジアと世界の人々の信頼を得ることができ、日本の安全を根本的に保障することができる。(編集NA)
以上、転載終わり
望海楼(http://paper.people.com.cn/rmrbhwb/html/2015-03/27/content_1547648.htm
)
お前らに言われたないわ…
「平和憲法」、「9条世界宣教団」でもつくって、まず中国に…