ヒトの遺伝子コードの回復が長寿への道 | andrewさんのブログ

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人って本来もっと長く生きられるものでは…


以下、The Voice of Russia より転載


ヒトの遺伝子コードの回復が長寿への道


ある生物学者によれば、どんな生物も、その寿命は「大人」(成人、成鳥、成虫……)になるのに要する期間の7倍から14倍である、という。自然あるいは神はそのように物事を定めている、と。それなら20歳から25歳で大人になる人間は、280年くらい生きられる筈だ。


なぜ人の一生はかくも短いのか。ほんらいもっと長くあるべきならば、いかに延ばせるものか。ロシア科学アカデミーシベリア支部生物化学・基礎医学研究所の若き科学者、ニキータ・クズネツォフ化学博士は、病気や死亡といった災厄の根本、ゲノムの損傷を、ついに治療できるようにするために、重要な発見をなした。DNAの損傷部位の修理を担当する酵素の作動メカニズムを調べ、細胞の中で故障した遺伝物質の補修がどのように行われているのかを突き止めたのだ。癌を筆頭とする重い疾病の治療に、また放射線被曝から身を守るのに、全く新たなアプローチがうまれるかも知れない。この研究の成果で、ニキータ・クズネツォフは、2014年の大統領奨励賞を獲得した。


研究目的や研究成果について本人がインタビューに応えた。


「DNAの状態を保つ酵素というものが人でも動物でも、各個体に存在する。それが良好に機能していれば、DNA内部の損傷は絶えず排除される。DNAが良好な状態に保たれれば、その個体はゆっくり老いる。変異体が出現し、蓄積するとしても、それはゆっくり起こる。これは、いわば、幸福なケースである。しかしもしも、何らかの理由により、酵素のはたらきが妨げられるとすると、DNA内部によくないことが連鎖して起こる。それはまずは、変異体の蓄積であり、ひいては早すぎる老化であり、破壊の進行である。変異体を多く抱えた細胞は、死ぬ。それが、生命体そのものの死をもたらす。


しかし他面、化学セラピーないし放射線セラピーによる癌治療は、癌細胞を破壊するものであり、防御酵素の活発なDNA補修活動で、むしろ治療の効率が損ねられるおそれがある。


酵素の作動メカニズムが分かれば、修理機能を抑制する方向にも、活性化させる方向にも、どちらにも働きかけることが出来るようになる。癌治療とDNAの長期保護、どちらにも効く、強力な道具を手に入れつつあるのだ。長寿の実現に具体的一歩が踏み出されたのである」


ニキータの研究で、既に目に見える成果が上がっている。技術進歩が目覚しい現代にあって、人間が放射線・電離放射線等、外部から有害な作用を受ける機会は頻繁になっている。DNAは共通の性質を持つが、各個人でDNAの酵素による防御のレベルは異なる。補修酵素の活発さこそが、有害物質に立ち向かう「職員」たちの「職業適格」になるべきなのである、とニキータ・クズネツォフ。補修を担う酵素は数多く存在するが、そのうちの2つの種類について有効な活発さの判定法で、ニキータは特許を取得している。これまで医学界にそのような方法は存在しなかったのである。ニキータのこうした仕事で、人間のゲノムを管理する未来へ、確かな一歩が踏み出されたのである。


以上、転載終わり


続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2015_03_02/283156713/


関連記事はこちら、Medical Insider(http://medicalinsider.ru/news/4235-khimik-iz-novosibirska-stal-laureatom-premii-prezidenta-rf-v-oblasti-nauki-i-innovatsiy/


280歳…、もっとでしょ


5:1

アダムの系図は次のとおりである。神が人を創造された時、神をかたどって造り、

5:2

彼らを男と女とに創造された。彼らが創造された時、神は彼らを祝福して、その名をアダムと名づけられた。

5:3

アダムは百三十歳になって、自分にかたどり、自分のかたちのような男の子を生み、その名をセツと名づけた。

5:4

アダムがセツを生んで後、生きた年は八百年であって、ほかに男子と女子を生んだ。

5:5

アダムの生きた年は合わせて九百三十歳であった。そして彼は死んだ。

5:6

セツは百五歳になって、エノスを生んだ。

5:7

セツはエノスを生んだ後、八百七年生きて、男子と女子を生んだ。

5:8

セツの年は合わせて九百十二歳であった。そして彼は死んだ。

5:9

エノスは九十歳になって、カイナンを生んだ。

5:10

エノスはカイナンを生んだ後、八百十五年生きて、男子と女子を生んだ。

5:11

エノスの年は合わせて九百五歳であった。そして彼は死んだ。

5:12

カイナンは七十歳になって、マハラレルを生んだ。

5:13

カイナンはマハラレルを生んだ後、八百四十年生きて、男子と女子を生んだ。

5:14

カイナンの年は合わせて九百十歳であった。そして彼は死んだ。

5:15

マハラレルは六十五歳になって、ヤレドを生んだ。

5:16

マハラレルはヤレドを生んだ後、八百三十年生きて、男子と女子を生んだ。

5:17

マハラレルの年は合わせて八百九十五歳であった。そして彼は死んだ。

5:18

ヤレドは百六十二歳になって、エノクを生んだ。

5:19

ヤレドはエノクを生んだ後、八百年生きて、男子と女子を生んだ。

5:20

ヤレドの年は合わせて九百六十二歳であった。そして彼は死んだ。

5:21

エノクは六十五歳になって、メトセラを生んだ。

5:22

エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神とともに歩み、男子と女子を生んだ。

5:23

エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。

5:24

エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。

5:25

メトセラは百八十七歳になって、レメクを生んだ。

5:26

メトセラはレメクを生んだ後、七百八十二年生きて、男子と女子を生んだ。

5:27

メトセラの年は合わせて九百六十九歳であった。そして彼は死んだ。

5:28

レメクは百八十二歳になって、男の子を生み、

5:29

「この子こそ、主が地をのろわれたため、骨折り働くわれわれを慰めるもの」と言って、その名をノアと名づけた。

5:30

レメクはノアを生んだ後、五百九十五年生きて、男子と女子を生んだ。

5:31

レメクの年は合わせて七百七十七歳であった。そして彼は死んだ。

5:32

ノアは五百歳になって、セム、ハム、ヤペテを生んだ。
(創世記(口語訳) - Wikisource)