身の程知らずの英国、アジア太平洋に軍事力を配備? | andrewさんのブログ

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さすが大英帝国、いまだに米のことを植民地と言うだけのことは…


以下、チャイナネットより転載


身の程知らずの英国、アジア太平洋に軍事力を配備?(http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2015-02/15/content_34830111.htm


英国のフィリップ・ハモンド外相は1月30日、シンガポールの南洋理工大学で演説した際に、「英国はアジア太平洋の軍事力の配備を強化し、地域内の政治・軍事競争による安全情勢の悪化を防止する」と述べた。


ハモンド外相は、「多くのアジア諸国とアジア以外の各国は、東アジアの政治的な緊張情勢とナショナリズムのムードを緊張しながら見守っている」と語った。重要なことは、発言の中で中国の南中国海・東中国海の領土問題について触れ、「英国は明確な立場を表明していないが、国が力によって係争を解決しアジアの秩序を決めることに反対する」と述べたことだ。ハモンド外相は、英国が1971年にオーストラリア、マレーシア、ニュージーランド、シンガポールと五ヵ国防衛取極め(FPDA)を締結したことについて触れた。この取極めの精神に基づき、英国の国益が脅かされた場合、英国はアジア太平洋に軍事力を配備するというのだ。


英国もアジアに触手を伸ばしており、米日などと同じ立場を表明している。アジア太平洋諸国である米日両国が、アジアで特定の立場を持ち、中国との間に地政学を巡る食い違いがあっても、理解可能な客観的な理由が存在する。遠い別の大陸にある大西洋の島国が、アジア太平洋までやって来て中国に矛先を向けるならば、地政学的にも大国の外交にとっても理屈に合わない。


それらしく聞こえるのは、1971年に英国とアジア太平洋の4カ国が締結したFPDAだ。しかし歴史の常識が少しでもある人なら、これがどのような性質のものであるかを理解しているはずだ。聞こえ良く言えば、これは同じイギリス連邦諸国であり、聞こえ悪く言えば、英国が時代遅れの植民地思想を持っているということになる


ましてや現在の英国の国力は、1971年の当時とは比べ物にならない。しかも当時はアジア・アフリカ・中南米の民族の解放運動が起こり、英国の植民地体制が瓦解しつつある時代だった。英国が最後の慰めとして、アジア太平洋とこの「防衛取極め」を締結したことも理解できないことではない。40数年の時が流れたが、英国はアジア太平洋で軍事的存在感を維持する能力を持っているのだろうか?このいわゆる「防衛取極め」が単なる紙切れであったことは、事実によって証明されている。イギリス連邦は現在すでに分散化・形骸化しており、名義の他に実質的な内容を持たない。大英帝国の威光の名残は、「鉄の女」サッチャー夫人が政権運営していた当時の、フォークランド紛争で示されただけだ。しかしフォークランドは英国の植民地であり、アルゼンチンに占領されやむなきことでもあった。英国はその他の地区・国家における軍事行動で米国に追随しており、イラク戦争による後遺症を現在まで残している。


アジア太平洋で軍事的存在感を示し、イギリス連邦諸国との「防衛取極め」を名義とする。こうすることで米国のアジア太平洋リバランス戦略と足を並べ、日本の積極的平和主義に協力し、アジア太平洋の地政学的情勢を緊張化・複雑化させることができる。英国は現時点では意思表示に留まっているが、立場を持たないという段階から積極的な参与の段階に移ったことで、中米関係にどのような打撃がもたらされるかは想像に難くない。西太平洋諸国は合従連衡しており、米国、日本、さらには東南アジアの関連国が中国に矛先を向けている。


国防費を大幅に削減する中、英国がアジア太平洋に触手を伸ばし中国を敵とするとは、まさに身の程知らずだ。英国はいかにしてかつての「太陽の沈まない国」の威風を示すのだろうか?アルゼンチンが中国製武器の調達に取り組んでいるが、英国は中国がアルゼンチンの「歯まで武装しようとしている」と誇張するかもしれない。フォークランドの積もり積もった恨みに基づき、英国は中国に怒りをぶちまけるしかないだろう。(筆者:張敬偉 チャハル学会研究員)


以上、転載終わり


中国に「身の程知らず」と言われてしまいましたが…


かつて「7つの海を支配」した”Royal Navy”(ロイヤル・ネイビー)も、いまや…


原子力弾道ミサイル潜水艦ヴァンガード級原子力潜水艦×4
原子力攻撃型潜水艦アスチュート級原子力潜水艦×2(4隻建造中、1隻計画中)
トラファルガー級原子力潜水艦×5
航空母艦クイーン・エリザベス級航空母艦×0(2隻建造中)
ミサイル駆逐艦45型駆逐艦×6
フリゲート23型フリゲート×13
哨戒艦リバー級哨戒艦×3
改リバー級哨戒艦×1
哨戒艇Simitar級哨戒艇×2
Archer級哨戒艇×16
強襲揚陸艦L12 オーシャン - 1998年
R06 イラストリアス
ドック型輸送揚陸艦アルビオン級揚陸艦×2
2014年1月現在=Wikipedia


原潜を保有し空母建造中といえど…、海自より少ない。


おまけに英国には日本の海保にあたるものがなく、海軍がその任も兼ねていて。あの有名な「普段はなにやってんの?」と海自の方が言われたという…。


しかし、さすがロイヤル・ネイビー、お手並み拝見といきましょうか。