世の中物騒ですね。
以下、The Voice of Russia より転載
モスクワ中心部のレニングラード駅、爆破予告で避難
モスクワ中心部のレニングラード駅に爆発物が仕掛けられたとの情報が入り、利用者300人が既に避難した。治安当局より。
入念な捜索が行われたが、爆発物は発見されなかった。
以上、転載終わり
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2015_02_06/282730428/
詳しくはこちら、РИА Новости(http://ria.ru/incidents/20150206/1046260045.html
)
サンクトペチェルブルク(ロシア語風)になったのにまだ駅はレニングラード(Ленинградский вокзал)なんですね。
が…
「モスクワ中心部のレニングラード駅」にあれっと思った方、いられませんか。
日本でいえば東京に京都駅があるようなもの…
これロシアの変わった(?)やり方で「行き先」の名が付きます。
だから、サンクトペチェルブルクにはモスクワ駅があります。
日本なら東京駅が大阪駅で上野駅が青森駅…、という感じでしょうか。
あれっ、東京駅が大阪駅なら名古屋駅はどうなるの…?、と思われた方いらっしゃると思います。
もし、東京━大阪の東海道線がロシア風なら名古屋駅は…、「駅」。
ただの「駅」です。
で、その場所(名古屋)を特定する場合は「名古屋の駅」になります。
ねっ、レニングラード駅はちゃんと書いてありますが、もう1つには駅としか書いていないでしょ。
ちなみに「駅」は“вокзал(ヴァクザール=вはローマ字ではV)”、вокзалは東京、大阪、名古屋などのような大規模な駅です。普通、地域には1つしかないので「駅」だけで十分なのだそうです。
そして、地下鉄や山手線のような駅は“станция(スタンチィヤ)”になります。こちらはその地名が付けられています。
まあ、これがロシアの合理性…、というやつでしょうが、皆さま、ロシアに行かれたときは迷わないように。

