窮地に陥らないために(外国人にとって奇妙なロシアの習慣) | andrewさんのブログ

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ロシア、行かれたことありますか、私は3度です。そのうちの1つはソ連でした。


ロシアに行かれた日本人は少ないのでは…


もし、行ってみようと思っている方、これをお読みください、The Voice of Russiaのリュドミラ サーキャン(Людмила Саакян)さんの記事です


以下、転載


窮地に陥らないために(外国人にとって奇妙なロシアの習慣)


今年も残すところあと1か月と少しとなった。そのため、世界各国にいる外国旅行が好きな人たちは、年末年始の休暇を利用した旅行の計画を立てている。もちろんロシア人も例外ではない。制裁は制裁であり、旅行は別物だ。


多くのロシア人は年末年始、暑い太陽の光を浴び、海で泳ぐことのできる南の国へ行く。ロシア人に特に人気のある国の一つはタイだ。なお、興味深いことに、外国人観光客に人気があるタイだが、タイ人は、例えば、休暇を過ごすために日本などへ出かける。日本を訪れたタイ人観光客は、2014年の9か月間で52パーセントも増えたという。日本を訪れる外国人観光客が増えている理由は、外国人にとって旅行費用が安くなる円安だ。


ロシアでも、外国人観光客の数が増えるとみられている。ロシアの厳しい冬、本場のロシア料理、文化プログラムなどが、外国人観光客を惹きつけている。


なお、モスクワの旅行代理店は、ロシアを訪れる外国人のために、ロシアで暮らしたことのない外国人が驚く可能性のある「奇妙なこと」についての案内書を発行した。まず、クリスマスにロシアを訪れる外国人の多くは、12月25日にロシアではクリスマスが祝われないことに驚く。ロシア人にとって重要な祝日は新年であり、大晦日から元旦にかけての深夜はロシア全土で盛大に祝われる。正教のクリスマスは1月7日だ。だが、他の国のように華やかではなく、静かに、内輪で、祈るように祝われる。


2つ目に、ロシア人のお祝いの席は長い。ロシア人がお祝いのために集まると、それは延々と続く。そして、長ければ長いほど、たくさんの料理が必要とされる。通常テーブルには、とてもたくさんの料理が並ぶ。食べきれる量ではない。なお、皆が集まった席では、お酒を飲むときに乾杯の辞を述べるのが習慣となっている。もし乾杯の辞を述べなかった場合は、深刻なマナー違反とみなされる。なお、「健康を!」など、たった一言の短い乾杯の辞で済ませる怠け者のロシア人もいる。乾杯の辞は、深い意味を持ったできるだけ美しく、華やかな言葉で述べるのが習慣となっている。また食事の最中などには、たくさんのおしゃべりをしたり、冗談を言ったり、楽しい笑い声が聞こえる。またロシア人と初めて食事の席を共にした外国人は、ロシアの諺を知ることになる。食事の席に諺は欠かせない。外国人が諺を理解するのは一般的に難しい。一流の通訳でさえ、その諺を訳すのではなく、外国人がその場の楽しい雰囲気から取り残されることがないようにと、何か別の冗談を言うことさえあるほどだ。


ホテル、レストラン、お店などでは、不機嫌そうなロシア人従業員に驚く外国人がいる。旅行代理店の案内書には、ロシアでは知らない人に笑いかける習慣がないことを知っておくようにと書かれている。ロシアでは、笑顔は作り物ではなく、心から生まれたものでなければならず、笑顔は友人対して向けられるものだと考えられている。しかし、サービス業で若い世代が働き始めてから、この伝統は少しずつ変わり始めている。


なお、一見冷たそうに見えるかもしれないが、ロシア人は見ず知らずの人と仲良くなるのが早い。すぐに友情を示し、手助けをしようとする。その時、不信感や誤解は目の前で解けてゆく。


またロシアでは、よそのお宅を訪問するときには必ずプレゼントを持参する。定番のプレゼントは、ケーキやお菓子、ワイン、チョコレートの詰め合わせ、花束などだ。なお花を贈る時は、花の本数が必ず奇数でなければならない。なお、何を贈るかはそれほど重要ではなく、プレゼントをするという事実が重要となる。また、贈り物を受け取った側は、送り主の目の前ですぐに貰った物を開けないこともある。お客さんが帰った後でゆっくりと落ち着いてプレゼントを開けるのを好む人たちもいる。なお、プレゼントを貰った側は、とても嬉しいものだ。


ロシアには他にも奇妙な習慣があるだろうか?カフェやレストランで、ウェイトレスを呼ぶときには、「ジェーヴシカ!(お嬢さん!)」と呼ぶのが一番無難だ。ウェイトレスがたとえ50歳くらいの女性だったとしても、「ジェーヴシカ」と呼んで問題はない。本物の若い女性も、「ジェーヴシカ!」という言葉に反応するが、ロシアでは、高齢のお婆さん以外の女性は全員「ジェーヴシカ」なのだ。


なお、ロシアでは現在、全てのレストラン、カフェ、バーが禁煙となっている。喫煙者は食事が終わるまで我慢するか、外へ出てタバコを吸わなければならない。


外国人旅行者にとって奇妙なことや現地特有のマナーというものは、どこの国にもある。大切なのは、窮地に陥る前に、それらを事前に知っておくことだ。


続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_11_21/280306655/


以上、転載終わり


クリスマスと禁煙以外は私にも経験が…


リュドミラ サーキャンさんの記事をもう1つ紹介します、小笠原を荒らす中国漁船の記事です。


以下、転載


日本のサンゴを狙う中国人ハンター


東京から南に2000キロに位置する小笠原諸島(別名、ボニン諸島)の穏やかな生活がまた日中の論争にかき乱された。2014年春ごろから地元の漁師らは沿岸部に中国のスクーナーが現れていることに気づき始めた。当初その数は10隻ほどだったが、秋には200隻も集まるようになってきた。なんとこれらの漁船の目的はサンゴの密漁だったことが判明した。小笠原海域は良質なサンゴで有名だが、密漁船はこれを海底からごっそりとさらっていたのだった。


この事実について岸田外相は声明を表し、中国漁船が不法にサンゴを捕獲したことは非常遺憾であり、中国政権に対し、この問題の解決にあらゆる方面から協力するよう呼びかけた。日本の調査では、先週だけで日本の領海で最高145隻のサンゴの不法捕獲を行っていたとみられる中国漁船が見つかっている。小笠原諸島は日本の主な領域からあまりにも離れているため、海上保安庁も中国漁船を四六時中監視する状態にない。


日本での反応は一様ではない。たとえば海洋問題に詳しい東海大学の山田吉彦教授はこれは海洋大国としての日本の地位が脅かされている証拠と捉えている。山田教授は、単なる密漁ではないと疑いを抱いている。その理由として教授は、中国沿岸から小笠原諸島までは5000キロもの距離があり、燃料費だけでも莫大な額に達すること。またサンゴ市場の競争は過激であり、こうした漁が採算が取れる見込みはないことを挙げ、この密漁を奨励しているのは中国政府で、日本が自国の島のすぐそばに中国漁船が出現することにどう反応するか、それを調べている可能性も否めないとの見方を示している。


海洋学者として知られる立正大学の岩崎望教授は別の見方を示している。岩崎氏は、中国漁船が自国沿岸部から遠く離れた場所でサンゴ漁を行っている理由は、第1にサンゴ漁は禁止されており、禁漁違反が犯罪となること、第2にサンゴは、特に赤いサンゴはあまりに高額で取引されることから、遠く離れた小笠原近海で漁を行っても、その利益はあまりあると指摘している。


さんご礁の研究では第1人者として知られる、ロシア科学アカデミー極東研究所、海洋生物学研究所のユーリー・ラティポフ教授は、この問題について次のように語っている。


「中国ではさんご礁の80%がほぼ全滅している。しかも中国近海での漁は完全に禁じられている。このため中国人は日本の領海のみならず、ベトナム、インドネシアでも漁を行っている。おそらく主な目的はサンゴの販売だろう。中国ではサンゴを粉にしたものが骨の強化のためのサプリメントとしてもてはやされている。だが、おそらくはさらにもうひとつ課題があるのではないだろうか? それは自国のさんご礁を回復させることだ。このためにサンゴの幼生を採取して、自国近海に移植している可能性は十分ある。また、サンゴの一部からコロニーを育成する方法もある。この必要性から中国は日本の水域だけでなく、太平洋中をまわってサンゴを集めているのではないかと思われる。これは非常にうまみのあるビジネスだ。水深何メートルのあたりでトロール漁を行っているのかわからないが、40メートルあたりだとすれば、そこには赤いサンゴのコロニーがある。これはものすごい外貨になる。日本は今まで再三にわたって中国政府にこの状況を管理し、不法な操業を止めさせるよう要請してきた。だが密漁者がこれに耳を傾けるはずはない。密漁を止めさせることが難しいのは何も中国に限ったことではない。密漁者がサンゴを隅から隅まで引きちぎったら、その損害は膨大な額になる。回復には1年半ほどかかるだろうが、けた網で海底にあるものを根こそぎ引き剥がしているとすれば、サンゴ生息の自然環境そのものが破壊されていることになる。これはなんとしても止めなければならない。」


我先にとサンゴを採る中国人の襲来はパニックを引き起こしている。この海域の生態系が破壊されているからだ。たくさんの種類の魚や海洋生物はサンゴがあるからこそ生きていられる。これらの生物が絶滅すれば、小笠原の海産物の産業は瓦解し、自然界のこうむる損害については言うまでもない。小笠原諸島は手付かずの自然が残された稀有な海洋環境とされ、2011年、ユネスコの世界自然遺産に登録されている。


続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_11_20/280276317/


以上、転載おわり


ロシアの警備船なら問答無用で…