昨日、お伝えました日本ではありえないパキスタンで冒涜罪で死刑判決を受けた女性の詳報です。「キリル総主教 死刑判決を受けた女性キリスト教徒の特赦を パキスタン大統領に要請 (http://ameblo.jp/andrewoui/entry-11946810325.html )」
以下、IRORIOより転載
預言者への冒涜罪?井戸の水を飲んだ女性が死刑判決に:パキスタン(http://irorio.jp/daikohkai/20141017/170390/
)
先日、パキスタンの裁判所で死刑宣告を受けた女性に対する、控訴が棄却された。彼女の名前はエイシア・ビビさん、46歳。容疑は、預言者ムハンマドに対する冒涜罪だ。
きっかけは井戸の水
2010年、キリスト教徒のエイシアさんは暑い昼下がりに、イスラム教の女性が所有する井戸から水をすくい、彼らのコップで飲んだ。
目撃した所有者は、キリスト教徒が利用したせいで水が汚されたと、村人に訴えた。
改宗か、死か、を迫られる
罪をあがなわせようとする村人に対し、エイシアさんはキリスト教の精神を訴えた。
しかしその後彼女は、突然預言者ムハンマドを侮辱したとして、怒り狂った群衆によって、イスラム教の導師の所へ連れて行かれ、改宗か、死か、を迫られた。
エイシアさんは改宗を拒み、自分がイスラム教を侮辱していないと主張し、慈悲を乞うたが、その願いは聞き入れられず、繰り返し殴られた末に、警察へ連行された。
刑務所では毒殺の危険性もある
2010年の裁判で告発者の主張が受け入れられ、エイシアさんは死刑の宣告を受けたが、刑務所に入れられれば死刑執行の前に、食事に毒を盛られて殺される可能性もある。
彼女を救おうとした政治家も暗殺される
市民団体は彼女を救うために抗議集会を開き、有力な2人の政治家も積極的に活動を始めたが、その後2人の政治家は、彼らのボディーガードによって暗殺された。
逮捕されたボディーガードが裁判所に出廷した時、彼は花びらのシャワーで歓迎され、逆に殺人罪で有罪判決を下した判事は、よその国へ逃げ去ることになった。
エイシアさんには夫と5人の子供がいる。家族は彼女を救うために、今も懸命に活動をしている。
以上、転載終わり
「冒涜罪」、私は否定はいたしません。
私が海外に居たとき感じたのは「ルール」のようなものがある、ということでした、それは
「私はあなたの言うことは認めない、しかし、あなたが大事にしているものは尊重しよう」
でした。
長年(永年)の殺し合いの末会得したものだと感じていました。
が
米国の9・11以降この「ルール」がないがしろにされているような気がします。
当時の私の感じではイスラム教は他宗教に寛容な宗教でした(エジプトや当時サウジアラビアの神学校を出た知人=日本人=がいた)。
世界、おかしくなりはじめているのかもしれません。