先日お伝えした中国の超音速ミサイル、「中国、今年2度目の超音速ミサイル発射実験(http://ameblo.jp/andrewoui/entry-11912888647.html )」どうやら失敗したようです。
以下、The voice of Russia より転載
中国、超音速ミサイルの2度目の実験、失敗
中国人民解放軍は8月、超音速ミサイルの2度目の実験を行ったが、失敗に終わった。金曜、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が人民解放軍内の情報として報じた。
実験は7日、山西省の発射場から行われた。発射直後に機器が故障したという。
中国は現代的MDシステムを効果的に克服する自前の装備を開発している。同紙によれば、同様の技術を開発している国は中国の他には米国しかない。
以上、転載終わり
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_22/276237048/
詳しくはこちら、South China Morning Post(http://www.scmp.com/news/china/article/1578756/chinas-second-test-nuclear-armed-hypersonic-glider-fails
)
さて、今回失敗した「Wu-14」。
米のミサイル防衛突破用の装備です。
私的には米の「Falcon HTV2」のパクリと考えていますが…
Falcon HTV2とは戦略核弾道ミサイルの弾頭を「核」から「劣化ウラン」に替えたもの
核を劣化ウランに…
用途は…たとえば先に襲撃されたビン・ラデンのような場合、まず居場所を突き止める、そして襲撃チームの編成、訓練、その場所までの輸送の手配…、などなど行っていたら、数カ月かかってしまいます。
その間、追跡を続けねばなりません。
が、Falcon HTV2なら、居場所が特定でき座標が入力され発射、地球のどこにいても20分くらいで、マッハ10の劣化ウランの塊が降ってくる…、という感じ。
戦争でもその手で司令部、首脳を…
が、ここからが中国の「Wu-14」と違うところ…
ロシア・チェリアビンスクに落ちた隕石、記憶にあると思います。
それがどうも「Falcon HTV2」という噂があります。
チェリアビンスクに落ちた隕石の速度はマッハ40といわれています。
「ボイジャー」のような探査衛星はマッハ50位で飛んでいますが、これは何回もスイングバイした結果。
地球がらロケットエンジンで打ち上げてその速度は不可能…
では…
何らかの加速装置を使っていることになります。
「TR3B」の応用か…、まあ、この辺りは中国には真似のできない技術ですが…