「嘘も100回言えば本当になる」と言ったのはたしかナチスのゲッペルスが言った言葉ですが、中国は…
The Voice of Russia のウラジーミル フョードロフ(Владимир Федоров)さんの記事です。
以下、転載
ユネスコで安倍首相に挑戦する中国
中国は、第二次世界大戦中の2つの資料のユネスコの「記憶遺産」への登録を申請した。これは、旧日本軍の「南京事件」と「従軍慰安婦」に関する資料だ。現在ユネスコの「記憶遺産」には、中国の9種の歴史的文書などが登録されている。
第二次世界大戦中に中国、韓国、ベトナムなどアジア諸国の大勢の女性たちが旧日本軍を「慰安していた」ことに疑いはない。日本人もそれを認め、すでに何度もこれらの国々の国民に謝罪している。問題は、日本と中国の認識が著しく異なっていることだ。中国側は、南京で30万人以上が殺害されたとしているが、日本側の認識はもっと少ない。中国は自国の文書を証拠として、世界に提示しようとしている。ロシア科学アカデミー極東研究所のワレリー・キスタノフ専門家は、中国のこれらの行動には別の政治的な側面もあるとの見方を示し、次のように語っている。
「これは、日本が神風特攻隊の遺書などをユネスコの『記憶遺産』に申請したことに対する中国の返答だ。だが日本はこれを、特攻隊の遺書や手紙が保存されている記念館がある市のレベルで行ったが、中国はもっと高いレベルで実行した。中国は日本の安倍首相の政策に対する反対、否定、非難をデモンストレーションしている。中国側は、安倍首相は外交政策で、ナショナリズムや第二次世界大戦の歴史の見直しへ、さらに陥っていると主張している。日本が神風特攻隊の手紙や遺書などをある種の文化的価値として世界に提示しようとしていることも、中国の怒りをかっている。」
キスタノフ氏は、中国の世界に向けたデモンストレーションの新たな試みは、アジアの複数の国々からポジティブな反応を得るだろうとの見方を表し、次のように語っている。
「ユネスコでの中国の提案は、地域の理解を得るだろう。なぜなら東南アジアや東アジアの多くの国が、日本の侵略にひどく苦しんだからだ。日本は、白人の植民地支配から解放する大東亜共栄圏を口実に、実際には自国の植民地帝国を築こうとした。もちろん、南北朝鮮の理解も得るだろう。中国と韓国は現在、反日行動でタンデムを組んでいる。中国では、日本の植民地支配に抵抗した朝鮮人たちの記念碑が設置されている」
キスタノフ氏によると、第二次世界大戦の歴史解釈を含む中国と日本の情報およびプロパガンダ戦争は今後も続き、さらに拡大する恐れがあるという。
旧日本軍の「南京事件」と「従軍慰安婦」に関する資料の、ユネスコの「記憶遺産」への登録申請は、中国が最近2つの記念日を制定したことと並ぶ、自国の愛国主義的なデモンストレーションに関する、中国の新たな政治的プロジェクトだ。中国では最近、抗日戦争勝利記念日と南京大虐殺犠牲者追悼日が制定された。抗日戦争勝利記念日は今年の9月3日に初めて祝われ、南京大虐殺犠牲者追悼日の12月13日には、記念式典などが開かれる予定。また中国は、抗日戦争勝利記念碑も建立する計画だ。
以上、転載終わり
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_06_11/273417467/
ユネスコって、もちろん検証するんですよね。
「嘘も100回言えば本当になる」か「真実」か…