東西教会…対話と和解 | andrewさんのブログ

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ローマのパパさま、エルサレムを訪問しコンスタンチノープル総主教、バルトロメオ1世さまと会談しました。


以下、毎日新聞より転載


ローマ法王:エルサレム 東西教会…対話と和解の共同宣言(http://mainichi.jp/select/news/20140526k0000e030193000c.html


【エルサレム福島良典】中東歴訪中のキリスト教ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は25日、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通の聖地エルサレムを訪れ、11世紀にカトリックがたもとを分かったキリスト教東方正教会の精神的支柱であるコンスタンチノープル総主教、バルトロメオ1世と会談した。両者は中東におけるキリスト教徒の窮状に懸念を表明し、宗教間の対話と和解を呼びかける共同宣言に調印した。


カトリックと正教会はキリスト教の正統性を巡って長年、対立してきたが、1964年にローマ法王・パウロ6世とアテナゴラス・コンスタンチノープル総主教がエルサレムで和解の会談に臨み、対話が始まった。今回のエルサレム合同巡礼は会談から50周年を記念するのが主目的で、バルトロメオ1世が昨年3月、フランシスコ法王に提案していた。


法王と総主教は共同宣言でエジプト、シリア、イラクなどで紛争や宗教対立のために迫害されているキリスト教徒の安全を祈願し、イスラム教徒などを念頭に「平和を達成できるのは、対話と寛容、和解だけだ」と訴えた。両者はイエス・キリストが十字架にかけられた「ゴルゴダの丘」の上に建てられたとされる聖墳墓教会でキリスト教各派の聖職者と共に祈りをささげた。


総主教報道官は毎日新聞の取材に「法王と総主教は世界の人口の約20%にあたる約15億人の信徒を率いる指導者だ。両者が神学上、文化面の障壁を取り除くことで、パレスチナやウクライナにおける東西教会の係争に好影響が及ぶ」と指摘する。


法王はエルサレム入りに先立ち、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムの難民キャンプを訪問し、子どもたちと面会。ベツレヘムからイスラエル・テルアビブにヘリで移動し、空港で歓迎式典に臨んだ。歓迎式典で法王はベルギー・ブリュッセルのユダヤ博物館で起きた銃乱射事件を「反ユダヤ主義の憎悪犯罪」と非難した。


以上、転載終わり


東西教会の分裂は高校の世界史を思い出していただくか、こちらを(Wikipedia=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E8%A5%BF%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%AE%E5%88%86%E8%A3%82 )。


で、記事に出てきたコンスタンチノープル総主教、バルトロメオ1世さま、こちらはもともと5つの大総主教座(ローマ、コンスタンディヌポリス、アンティオキア、エルサレム、アレクサンドリア)の筆頭、そしてそこからローマが抜けた後も正教会で筆頭の格を有する総主教庁・教会で、管掌・統括するのはコンスタンディヌーポリ総主教のバルトロメオ1世さま。


「対話と和解」はOKとしても、もうある「意味」別の宗教。


5つの大総主教座の頃には戻れません。


ある「意味」とは1962~1965年に行われた第2バチカン公会議。


ここでローマ教会、変わりましたからね。


カトリックの古い信者も「あのときなんかあったんでしょう」と笑いながら言っていましたから。