昨日、日本の安全保障が大きく動きました。
以下、The Voice of Russia より転載
安保法制懇 安倍首相に日本の軍事的権限拡大を勧告
15日、安倍首相は、国に「集団的自衛権」を付与する事を勧告する私的諮問機関「安全保障の法的基盤再構築に関する懇談会」の報告書を受け取った。
懇談会のメンバーらは、もし日本自体が攻撃を受けなかったとしても、「近しい国々」を守るため自衛隊が戦闘行動に参加するのを容認するよう求めている。
報告書の中では又、日本は「密接な関係にある国々」を軍事的に支援する権利を持つべきだと指摘されているが、そうした国の名前は具体的には挙げられていない。
一方そうしたアプローチに批判的な人々は、これは日本が米国ばかりでなく他国の軍事行動に巻き込まれる恐れを創り出すものと反発している。
以上、転載終わり
「近しい国々」という表現ですが、だれが考えてもこれは米国。
そしてPKOのときの同盟国、ということになるでしょう。
また、
以下、The Voice of Russia より転載
安倍首相 同盟国を守るために集団的自衛権の行使容認を支持
日本の安倍首相は15日、集団的自衛権の行使に関する憲法解釈を見直す必要性を訴えた。
安倍首相は有識者懇談会から集団的自衛権の行為容認を求める報告書の提出を受け、「切れ目のない対応を可能とする国内法整備に向けて、今後、内閣法制局の意見も踏まえつつ政府としての検討を進めるとともに与党協議に入りたい。その結果に基づき、憲法解釈の変更が必要と判断されれば改正すべき法制の基本的方向を閣議決定していく」と述べた。
以上、転載終わり
詳しくはこちら、РИА Новости(http://ria.ru/world/20140515/1007890122.html
)
と、「憲法解釈の変更」がいわれています。
本来なら「憲法解釈の変更」ではなく「憲法改正」してほしいところですが…
こちらはハードル高いんでしょうか。