Ноев ковчег 21 века | andrewさんのブログ

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21世紀のノアの箱舟(Ноев ковчег 21 века)

なかなか興味深いスミルノワ・ナターリヤ(Наталья Смирнова)の記事です。

以下、The Voice of Russia より転載


日本の研究者らは自然災害の影響を受けない箱舟型都市の開発を進めている。約120年前、フランスの作家ジュール・ベルヌは小説「動く人工島」を残したが、この人工島はすべての面で自給自足を実現していた。農業や牧畜、さらに経済的にも発展していた。

今日、すでに動かない形での人工島は実現している。しかしこのような事業で驚くべき発想を打ち出す日本人たちは、今後起こる恐れのある世界を巻き込む大洪水を生き抜くために、動く人工島を実現しようとしている。

設計者たちの考えでは、太平洋上を移動しながら、陸からは独立した自給的なものになるはずだという。そしていくつかの人工島を進水させ、必要なときには一つにまとめることもできるようになるという。未来学者のコンスタンチン・フルムキン氏によれば、この発想の素晴らしい点は、人類が自然災害などからより自立することが可能になることだという。

-現在私たちは大きな気候変動に直面しています。地球が温暖化に向かっているのか、寒冷化に向かっているのか、そのどちらであるかは分かりません。そこで、海岸線に限定されることなく、住みたいところに住むことが可能になることは大きな戦略的意味を持つことです。環境や技術の面で言っても粋を集めたものとなるでしょう。水や電力を節約するような非常にバランスのとれた現代的都市であり、太陽光や水、環境の利用において最高に効率を高めたものとなります。陸上都市にとってもモデルになるでしょう。

興味深いのは今回計画されている島がジュール・ベルヌの描いた「スタンダード・アイランド」にそっくりであることだ。中心となる摩天楼をはじめ、田んぼ、畑など、人類がなれてきた食生活ができるようにもなっている。さらに環境に優しい発電システムや発展したインフラ施設によって、陸上とほとんど変わりない生活ができるようになるのだという。

東南アジアの高山にあるイングレ湖の人々は水上生活の経験を日本の研究者らと共有することができる。ここでも水に浮かぶ畑で栽培が行われている。また近くにあるボートでしかいけない仏教寺院では、修道僧らは直接水面で野菜を育てることもできるという。

以上、転載終わり

詳しくはこちら、VOR(http://rus.ruvr.ru/2014_02_16/Noev-kovcheg-21-veka-AUDIO-9209/)

天災がいっぱいの日本、よいプランかも。

でも、私は陸地がいいな。