魔境 | andrewさんのブログ

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「卑弥呼の鏡」は魔境 だった…

以下、奈良新聞より引用

「卑弥呼の鏡」と呼ばれる三角縁神獣鏡が、鏡面に太陽光を当て壁に反射させると、裏面の文様を映し出す「魔鏡」だったことが分かり、京都国立博物館の村上隆学芸部長(歴史材料科学)が29日、発表した。愛知県犬山市の東之宮古墳(3世紀後半)で出土した三角縁鏡を基に、3Dプリンターを使って精巧なレプリカを作って実験した。魔鏡は中国では紀元前からあるが、日本でしか出土しない三角縁鏡で確認されるのは初めて。

三角縁鏡は裏面に道教の神仙思想に基づく神獣像を表現。倭国の女王卑弥呼が魏から与えられた「銅鏡百枚」とする説があり、各地に配布されたとみられている。これまで政治的な結びつきを示す遺物として主に文様や銘文が研究されていたが、当時の支配者が人心掌握する呪術具として使っていた可能性も出てきた…

以上、引用終わり

詳しくはこちら、奈良新聞(http://www.nara-np.co.jp/20140130105019.html)

こういうので民衆を「わぁ~」と言わせて“神権”を保ったのでしょね。

この“三角縁神獣鏡”、黒塚から出たことで邪馬台国畿内説(奈良県桜井市)はほぼ固まったというのを聞いたことがあります。

そして、“神権”ですが、蘇我氏と物部氏との戦いで“神”“仏”に変わったと教科書に“さらり”とありますが、長らく“王家”が持っていた“神権”を“手離した”ということですから、これは大転換だったと考えます。