日本大衆党(前衛党の看板降ろした党に共産党を名乗る資格なし)の機関誌「赤旗」に
主張 14年度軍事予算案 戦争態勢の強化は許されない(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-29/2013122902_01_1.html )
が掲載されています。
以下、引用
「安倍晋三政権の2014年度軍事予算案は首相が進める軍備大増強路線に拍車をかけるものです。13年度比で1310億円増の2・8%増、4兆8848億円にのぼります。2年連続の増額です。
安倍政権が策定した「国家安全保障戦略」とそれを指針にした「防衛計画の大綱」(防衛大綱)「中期防衛力整備計画」(中期防)は、日本が国際社会で軍事的役割を拡大し、アメリカとともに海外で戦争する道をめざすものです。日本を海外で「戦争する国」に変える、戦争態勢強化の来年度軍事予算案を認めるわけにはいきません」
で始まり、結びは
「軍事費を削り生活に回せ
自衛隊を海外で戦争する部隊に仕立て上げる「統合機動防衛力の構築」は、軍拡と海外派兵を推し進め、日本を「戦争する国」にする時代錯誤の企てです。日米軍事同盟強化と自衛隊増強をむきだしにした軍拡路線はそもそも戦争を放棄した憲法9条に違反します。
消費税増税で国民に犠牲をおしつけながら、最大のむだである軍事予算を増やしつづけるのはとうてい許されません。軍事予算の異常な膨張をやめ、軍事費を削って暮らしにかかわる予算に回せという国民の切実な要求に応えることこそ、安倍政権の務めです」
となっています。
こういうのを無責任というのでは。
ソ連がなくなった欧州では英仏独の軍縮は「そこまでしてよいの?」と思うぐらい派手に行っていますが、アジアの情勢は知ってのとおりです。
かつては党に自前の軍隊(国民の意思で共産党が政権に就いたときに米軍が攻めてきた場合米軍日本人部隊=自衛隊=は守ってくれない)を、という話があったとも聞きますが、もちろんいまはそんなものはないでしょう。
もちろん、大衆党としてファンを大事にするのは分かります。
かつて社会党が政権を取ったとき“眉毛ぼぉーん”のじいさんが“非武装中立”とか言っているのに自衛隊の観閲式に出て悦にいっているの見て“ファン”が離れた。
とかいうのがありましたが…。
大衆党さん、もうちょっとまともにいきませんか。