さすが中華というかなんというか…。
以下、The Voice of Russiaより転載
米国の著名なトレーダー、ルス・ウィンター氏(40歳)は、中国がドルから基軸通貨の地位を奪うための作業を開始したと考えている。
ウィンター氏はZeroHedgeの電子版で、中国はドルから基軸通貨の地位を奪うために、ロシアと協力していると執筆している。中国人民銀行は2009年、一つの通貨が基軸となっている状況は、危機が拡大するリスクを高めると発表し、ロシア政府も準備通貨を増やすことに賛成、ルーブルを準備通貨に組み入れるよう提案した。
ウィンター氏は、経済が発展する中国とロシアは、人民元とルーブルの強化という長年の夢をかなえるために結束したと主張している。ロシアと中国はルーブルと人民元の交換性を徐々に高め、準備通貨への組み入れを提案する計画。債務がGDPの110パーセントに近づきつつある米国は、この脅威に対応することはできないだろう。
以上、転載終わり
詳しくはこちら、Интерфакс(http://www.interfax.ru/business/txt.asp?id=319988)
基軸通貨とは(Wikipediaより)
国際為替市場で中心に扱われる通貨のことをキーカレンシー(基軸通貨、きじくつうか)と言う。
基軸通貨としての機能を果たすには以下の条件が必要とされている。
軍事的に指導的立場にあること(戦争によって国家が消滅したり壊滅的打撃を受けない)
発行国が多様な物産を産出していること(いつでも望む財と交換できること)
通貨価値が安定していること
高度に発達した為替市場と金融・資本市場を持つこと
対外取引が容易なこと
歴史的には、イギリス・ポンド(以下、英ポンド)やアメリカ・ドル(以下、米ドル)が基軸通貨と呼ばれてきた。
ええっ、海外行くときに人民元に換えるの…。