露中軍事ブロック構築はUFO | andrewさんのブログ

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露中軍事演習に未確認機が現れたからといって…。

以下、The Voice of Russia より転載

露中合同海軍演習「海上協力2013」が10日、終了した。海兵たちは、最も困難で最も危険な状況において足並みを揃えて行動する訓練を積んだ。なお演習の成果を詳細に分析する作業が控えている。しかし現時点でひとつのことは確実に言える。それは、ロシアと中国は、最も複雑な軍事オペレーションをも、共同で行い得る、ということだ。
大艦隊の上空を戦闘機が飛び、爆弾をばら撒く。すると駆逐艦が砲台・対空コンプレックスの火力の全てを解放し、一斉射撃で応ずる。と、大艦隊の右翼めがけて潜水艦が接近してくる。しかしフリーゲート艦は深海魚雷でこれを殲滅する……。

演習の舞台はウラジオストクのピョートル大帝湾。ロシア極東軍管区の空軍機スホイ24などを仮想敵役に、露中合同部隊がその(仮想敵の)攻撃を退ける模擬戦を展開した。それが一通り済んだ後、次に高速艇や潜水艦など小型の海賊船の撃退の訓練に入り、これも成功裏に終えた。

海賊に占拠された船を解放する作戦の訓練は緊張感に満ちたものとなった。これには船舶9隻、艦載ヘリが参加した。まずヘリが拿捕船の状況を偵察し、ついで高速艇で乗りつけた海兵隊が、船を再占拠し、内部から海賊を一掃する。

中国側はウラジオストク演習に駆逐艦4隻、フリーゲート艦2隻、補給船1隻を送り込んだ。ロシア側からは、ロシア海軍太平洋艦隊の旗艦であるミサイル巡洋艦「ワリャーグ」を筆頭に、戦艦8隻が参加。露中による大規模教練は今回で2度目の実施である。テロリズム対策の枠組みに収まるもの、と専門家の意見は一致しているが、しかしメディア報道を見ると、案の定と言うべきか、ロシアと中国は軍事的な同盟を結ぼうとしているのでは、との懐疑論が行われている。ロシア連邦海軍本部の副司令官レオニード・スハノフ氏はこの流言を真っ向から否定し、「露中の軍事教練は第三国を念頭に置いたものではない」と述べている。さらに詳しく話を聞こう。

「我々(露中)はあらゆる脅威に対し、自らの国益を護ることを共同で行う構えである。言うまでもなく、我々の演習は、世界で大きな反響を呼んでいる。ある声を聞けば、安定性への期待が高まると、満足げである。またある声を聞けば、さも不満げだ。我々は彼らの国益に適わないことをしているらしい。しかし、彼らは我々のすることを所与のものと見るべきなのだ。なぜならロシアと中国は、地域最大の強国なのだから」

両国の軍部自身が表明しているように、露中の軍事協力の目的は、アジア太平洋地域の安定性を担保することにある。アナリストの多くは、ロシアと中国が近い将来共同軍事行動をとることはない、と見ている。なぜなら、必要な状況で軍事的な干渉についての政治決定を素早く下せる能力が露中両国指導部にあるか、という問題は、依然開かれた問題だからだ。たとえば、血なまぐさい民族間紛争に発展した、2010年のキルギス南部オシュ市の状況を正常化するについて、露中は一体どれほどの役割を演じることが出来たか。

結局一部メディアの喧伝する、露中軍事ブロック構築説などというものは、ただのUFO目撃談である。そういえば今回、こんな一幕があった。日本メディアに、「日本海沿岸で未確認飛行物体が目撃された」との情報が踊った。ロシア海軍太平洋艦隊広報部の電話は鳴りっぱなしになった。演習とUFOの関係について問い合わせてきたのである。

Леонид Ковачич

以上、転載終わり

詳しくはこちら、The Voice of Russia(http://rus.ruvr.ru/2013_07_11/Morskoe-vzaimodejstvie-2013-Rossija-i-Kitaj-uspeshno-odoleli-obshhego-vraga-5314/)


露中軍事ブロック、それに韓国も加わるでしょう、日本が相手なら。