トルコ、えらいことになっています。
詳しくはこちら、広場に装甲車両突入、デモ隊排除…トルコ警察(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130612-OYT1T00586.htm)を見てください。
私はトルコには行ったことはありません。
昔にトルコから来た留学生と話をした程度で。
で、親日国で有名なトルコ。
実は言葉(トルコ語)が日本語と同じグループなんですよ。
言語の孤児といわれる日本語、英語や中国語とはまったく文法が違いますよね。
膠着語と呼ばれるグループですが、日本、トルコの他は韓国、モンゴルなどです。
さて、ニュース映像を見ていたら
酒飲んでるじゃん
イスラムでは禁止のはず。
こちらをご覧ください。
■トルコの未来を決めた「トルコ革命」
トルコ略史トルコが今に続く近代国家として誕生したのは1923年のことですが、これは第1次世界大戦の敗戦後、連合国による分割占領に抵抗した末、ローザンヌ条約によりトルコ共和国が成立したものです。この時、後に初代大統領に就任した建国の父ケマル・アタテュルクの「トルコ革命」によって、トルコはほかのイスラム世界とは一線を画す独自の国家路線を歩み始めます。アタテュルクは、宗教と政治を分離しなければトルコの発展はないと考え、国家の根幹となる原理として政教分離(世俗主義)を断行。憲法からイスラム教を国教とする条文を削除し、トルコ語にはアラビア文字に替わって、アルファベットを当てました(ラテン・アルファベットで表せないものは独自に作成)。また、一夫多妻制を禁止し、1934年には女性の参政権を実現させました。日本の「明治維新」にもどこか通じるこうした改革は、古くからヨーロッパの一部としての歴史も受け継ぐトルコだからこそ、可能だったと考えられています。
外務省HP(http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol55/index.html)
と、いうことです。
今回のデモの原因も「エルトアン首相のイスラム色が強い政策や、強権的な政治手法」といわれています。
そういえば日本も…
日本の仏教のお坊さん、皆妻帯しています。
浄土真宗は別として律宗以外のお坊さんは…。
これ、明治に入ってからの「太政官布告」で認められたから。
まあ、江戸時代から内緒でしていたお坊さんはけっこういるようですですが…。
トルコの酒飲むイスラム教徒、妻帯するお坊さん
共通点がありますね。
「国が認めた」
宗教とは「絶対」のもの
その「絶対」を変更できるということは
「絶対」の「基準」が別のところにあるということになります。
たぶん、こんなこと日本とトルコだけかと思います。
言葉、だけでなくなんか似ていますね、親近感が出てきます。