Ким Чен Ын поборол страх перед реформами? | andrewさんのブログ

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The Voice of Russia に


Ким Чен Ын поборол страх перед реформами?(金正恩は改革への恐怖を克服したか)


という記事が掲載されています。


以下、The Voice of Russia より引用


朝鮮民主主義人民共和国の若い指導者金正恩氏は、中国路線をとり始めた。最近数週間で北朝鮮の農業管理システムは大きく変化し、生産部隊の規模が大幅に削減された。その代わり家族請負が導入されつつある。これは70年代末の中国における農業改革を彷彿とさせるものだ。これはまだ改革ではなく、変化の前触れといったほうがいいかもしれない。


経済改革の前触れは、イデオロギー支配の緩和ともつながっている。変化のいくつかは一見すると象徴的なものかもしれない。7月はじめから金正恩氏は美しい妻とともに公衆の面前に現れることが多くなった。これはいままで個人的生活が秘密のベールに包まれていたという伝統から大きく離れるものといえる。


また7月はじめに平壌で行われた「マランボン」コンサートも伝統からは大きくそれるものとなった。金正恩氏とその妻は自ら出席したが、その舞台では自由な服装をした女性たちが米国のエストラーダを演奏したのだ。またミッキーマウスがミニーマウスを伴って現れるという場面もあった。北朝鮮では数十年にわたって、米国大衆文化は堕落したものだと考えられていたにもかかわらずだ。


北朝鮮における経済状況は厳しいもので、諸隣国と比べた後進性はさらに拡大しています。国内で中国やベトナム型の改革を行うことについては、北朝鮮指導部は断固として反対していました。


一見すれば、これは非理性的なことかもしれませんが、金正恩氏とその側近たちの間には、改革を恐れる十分な理由があります。恐らく金正日氏は改革が危機から抜け出す一番の方法だということを知っていたでしょう。しかし中国と違って、朝鮮は分裂国家であり、南北の経済格差が巨大なものであるということも理解していたはずです。そのような状況のなかで、改革は住民を制御できなくなる危険もありました。それは住民に海外の知識をもたらし、真っ先に韓国についての情報がもたらされるでしょう。北朝鮮の住民は権力の正当性に疑問を持ち始めるかもしれません。そうなれば、改革の結果は経済発展ではなく、政治危機となる恐れがあるのです。


金正日氏は真剣にそのようなシナリオを懸念していた。それは金正男氏が西側メディアに語ったことからも確認される。


しかし何も明瞭ではない。昨年12月、金正日氏の逝去の後、金正恩氏が政権についたが、その正確な年齢もわかっていない。30歳以下であることがいわれているが、一方の側近たちの年齢はすでに70歳に近い。年齢が唯一の問題ではない。政治的経験もなければ、自らのブレーンもない。そのような条件のなかで、最初のうちは若い指導者が慎重に年上の助言に耳を傾けるというのは当然だろう。そしてその側近たちは金正日氏の時と代わっていないため、最初の2,3年は大きな変化は訪れないと予測するのが論理的だ。しかし、金正恩氏は父親が抱いていたような恐怖を持ってはおらず、政治的に大きく舵を切ろうとしている。


その意味でリ・ヨン・ホ参謀長が解任されたことは象徴的だ。韓国諜報機関の情報によれば、公式の理由は「健康上の理由」となっているものの、本当の理由は経済改革に反対したためだとされている。


以上、引用終わり


詳しくはこちら、The Voice of Russia (http://rus.ruvr.ru/2012_07_31/Kim-CHen-In-poborol-strah-pered-reformami/


なるほど、なかなか興味深い分析だと思いませんか。


元帥さん、暴走しないでね('-^*)/