読売新聞によると、陸自のレンジャー課程の訓練生による行進訓練が行われました。
(写真はYOMIURI ONLINEより=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120612-OYT1T00618.htm
)
その前に
今週放送のNHK大河ドラマ「平清盛」で
清盛「そのような法はございません」
信西「古(いにしえ)にはあった」
というシーンがありました。
清盛の叔父を「死刑」にせよというところです。
まあ、これはドラマなのですけど…
律令には「大辟罪」というのがありましたので「死刑」はあったのですが、たぶんこの頃の人々の感覚では「そのような法はございません」だったのではないでしょうか。
その叔父を「斬首」したあと、清盛は天皇主催の宴に招かれます。
そこで
清盛「なにも変わっていない」
という台詞があったと思います。
自衛隊の訓練に戻りまして
そのニュースで
「沿道では、訓練に反対する団体などによる抗議活動が繰り広げられた」
ということが報じられていました。
それを見て私のお袋さま
「(災害のとき)世話になっているのに」
と
私の子どもの頃に比べ自衛隊の認知というか理解度は格段に良くはなっています。
戦後67年、日本が戦火に見舞われなかったのは自衛隊と日米安保のおかげです。
が…。
歴史を振り返ると、日本は平安型と鎌倉型を繰り返しているようにみえます。
平安型でいえば
武家(軍隊)はあくまでも「犬」
(いまはどちらか、いはずとも分かりますよね)
この日本人の「感覚」を十分に理解しないと、真の「国防」というものはできないのでは…、と考えるのですが。