F14の売りがフェニックスミサイル
世界初の同時多目標攻撃用のミサイルです。
F14は一度に6目標攻撃できます。
さて昨日、サーチナニュースより現在航試中の中国空母の艦載機編成を紹介しました。
殲15(J-15)攻撃機24~36機、Y-7またはYak-44をベースにした早期警戒機4機、Ka-28PL対潜ヘリコプター6~8機、Ka-28PS対潜ヘリコプター2機など計50~55機
(サーチナニュース=http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0601&f=politics_0601_017.shtml )
では、元々のソ連(ロシア)空母は
Su-33艦上戦闘機:12 - 15機、Su-25UTG艦上攻撃機:3 - 5機、Ka-27PL対潜ヘリ・、Ka-27PS捜索・救難ヘリ・、Ka-31早期警戒ヘリ:合計24機以上(Wikipediaより)
中国空母に比べて戦闘機の数がすくないでしょ。
ソ連空母の航空機は「盾」、そして「矛」は
(写真は=http://www.geocities.jp/kanabow11/weapon_data/granit.html
=より)
グラニート」( П-700 =Гранит)です。
射程700キロ(900キロとも)、マッハ2.5で飛ぶミサイルです。
ソ連空母はこれを搭載していましたが、中国空母は持っていません(というか、もうこのミサイルが有効な時代ではない)。
殺到するグラニートを迎え撃つのが
F14とフェニックスのお仕事だったはず。
だから、F15、F16は現役ですが、冷戦が終わったいま真っ先にF14が退役したのでは…、考えてしまいます。