30年ほど前、空自のFX(次期戦闘機)を争った
F14(写真はF14D、写真はWikipediaより以下同)
3機です。
F14は海軍機(艦載機)ということで一抜け。
F16は単発(エンジンが1機)、それにレーダー誘導(Semi-Active Rader Homing )がオプション設定になるので二抜け
で、決まるべくして決まったF15
お値段は100億円。
米軍は35億円(当時のドル・円レートは200円くらい)。
初の100億円突破戦闘機となりました。
F15に決まった時に「F14との摸擬空中戦でF15が敗れる」というニュースが新聞、テレビを賑わしました。
カタログ上ではF15の方が絶対有利なのですが…。
後日、某航空評論家に聞いたところ
けっこう、意外な答え
「F14は低速で舵が効く」
でした。
それにF14の2人乗りも有利に働いたと
実際、F15のメーカーでは2人乗り仕様の後席を後ろ向けに付けようと検討したとか。
F15とF16はいまだ現役ですが、F14はすべて退役。
時代の流れを感じます。