いまはもういいませんが、かつて空自では「fighter support=支援戦闘機」なるものがありました。
現役のころから「…」が付いていました。
空自(地上勤務者)の方が
「ありゃ音が変」
と、言っていました。
で、その次が
昨日、奈良に飛来しました。
いまでは「支援」がとれて「戦闘機」です。
この機が造られる前、国産化がかなりマジで言われていました。
しかし、ネックが。
一番はエンジン。
当時、東京・溜池にあった商社の方が
「色々な外国製の部品集めて国産するより、外国から実機を買った方が絶対良い」
と言っていました。
そんな声のなか、国産化は進んだのですが、やはりエンジンがネック。
米国製のライセンスを考えていたようですが、ここでちゃちゃが入った。
色々あって「米国との共同開発」。
当初、米国はF18ベースにしたかった(いまのスーパーホーネット)ようですが、日本側が嫌がりF16ベースに。
出来上がったのが「F2]。
1機135億円の世界一高価な戦闘機。
この135億円のうち65億円は自動的に米国に入る仕組み。
その開発時、主翼の強度不足が発覚。
噂では米国が「デタラメ」な数値を教えたと。
F2の主翼はいまでこそ民間機の「787」に使用されている炭素繊維を使ったもの。
開発時の「売り」では世界最新の最軽量の翼」ということでしたが、この一件で
「世界最新の普通の翼」なってしまいました。
現在、「心神」の実機生産が行われています、無事に完成してほしいですね。