本日、2月22日は「竹島の日」です。
韓国に占拠されています。
日本はロシア、韓国、中国、台湾と領土問題を抱えています。
このうち、竹島(韓国)、北方領土(ロシア)は領土を奪われています。
竹島が奪われたのは1951年、通常このような場合はまず外交、そして「戦争」へと向かいます。
当時、日本はまだ「サンフランシスコ講和条約」の発行前、自衛隊はまだありません。
完全にやられました。
しかしその後、日本政府は「先送り」か「ほっといた」そのまま。
その責任は大です。
きょう、「竹島の日」にThe Voice of Russia 日本語に
南クリル諸島か北方領土か?
という記事が掲載されました。
内容は
以下、The Voice of Russiaより引用
...南クリル諸島の返還は、日本にとって国家の威信をかけた問題だが、ロシアにとってその維持は、国家安全保障の要となる。
...在ロシア日本大使館のサイトでは、両国の領土紛争を取り扱った興味深いコーナーがある。そこでは、シコタン島、クナシル島、イトゥルプ島およびハボマイ群島は、日本人が最初に発見した島であり、それゆえ日本固有の領土であると述べられている。面白いのは、尖閣諸島や竹島についても、日本の公式見解が同じことだ。しかし、中国や韓国はそれに同意しておらず、ジャオユイダオおよびトクトを最初に発見したのは日本人ではなく、それぞれ中国人と韓国人であるとしている。その論争は長く続いているが、双方が昔の文書や地図を持ち出し、お互いを非難している。それはすぐに肩がつくようなものではなさそうだ。
...ロシアの専門家らは、南クリル諸島が重要な軍事戦略的意味を持っているとしている。米国の戦略パートナーとなっている日本の主権下に島々が移管された場合、ロシアの太平洋艦隊はオホーツク海に閉じ込められ、太平洋への出口を失う。特に冬季には、凍らないのはウルップ島とイトゥルプ島の間にあるフリズ海峡およびイトゥルプ島とクナシル島の間にあるエカチェリーナ海峡だけのため、封鎖は容易に可能だ。
...日本側の政治家らは、日本にとって南クリル諸島の返還は、まず第一に国家の威信の問題だと語っている。その際、現在南クリル諸島周辺のロシア領海における漁業について、返還されれば北海道の漁民らにとって割り当てを受ける必要がないため、状況が改善される、ということも認めている。
以上、引用終わり。
原文はこちら、The Voice of Russia
この中で「最初に発見した島」「尖閣諸島や竹島についても、日本の公式見解が同じ」
とあります。
なるほど…。
たしかに歴史的なことを持ち出せば、ロシアは「キエフ大公国」か「モスクワ公国」、米国など地図から消えてしまいます。
私的には「歴史的…」は自国民のための正当性。
そう、最後は「意志」と「力」です。
北方領土は「終戦」以後も戦った部隊がいました。
もし、その部隊がいなければ世界地図は変わっていたでしょう。
竹島の場合も、まだ自衛隊は存在していませんが、これがイスラエルなら「義勇兵」や「民兵」で攻め込んだでしょう。
世界はある意味いまだ「戦国時代」のようなものです。
「意志」と「力」が必要です。