プーチン氏の論文 | andrewさんのブログ

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ロシア大統領わずかとなりました。


候補のプーチン氏の論文が


The Voice of Russia に掲載されていましたので紹介します。


以下、The Voice of Russia


「ロシア国家の安全は、国が真に強い場合にのみ保証されうる」このテーゼが、プーチン首相の今回の選挙前論文の中で、分かりやすく又詳しく説明されている。イタル・タス通信が伝えた。


シリーズ6本目となる今回の論文は、「強くあること;ロシアにとっての国家安全保障」と名づけられ、約23兆ルーブルが向けられることになる防衛産業の近代化と軍備再編に関する様々な批判に答えるものとなった。


論文は「強くあること;ロシアにとっての国家安全保障」という表題のもので、新聞「ラスィースカヤ・ガゼータ(ロシア新聞)」に掲載された。その中でプーチン首相は「ロシアは自らの弱さによって何人(なんぴと)も誘惑してはならないし、いかなる条件下でも、戦略的抑止力強化を放棄してはならない」と警告している。 又プーチン首相は、これまで見られなかったような軍の発展プログラムや国防産業コンプレクスの近代化プログラムが採択され実現されつつあることに注意を促し、次のように続けている―


「今後10年間で、その目的のため合計でおよそ23兆ルーブルが拠出される。基本的な課題は、北方や極東を筆頭とした『海洋』艦隊の復活だ。また米国のグローバルなMDシステム展開について言えば、ロシアの軍事的技術的対抗手段は、効果的で非対称的なものになるだろう」


プーチン氏は、このような目標が国の可能性とリソースに沿ったものであり、国家予算の軍事化という指摘は当たらない、と指摘している。


論文のなかでプーチン氏は、最近12年間で、政府は軍内部における危機を克服し、その改革を始めることができた、と書いている。昨年12月1日からは、新しい部隊である航空宇宙防衛軍も当直についている。衛星測位システム「グロナス」も配備されたほか、ミサイル攻撃の警戒システムも強化されている。


政治情報センターのアレクセイ・ムーヒン所長は、今回の論文が、ロシア国内だけでなく、欧米の読者にも向けられたものだと指摘している。


―この論文は非常に重要なものです。というのも、ロシアの軍改革と防衛力について取り上げられているからです。ロシアは90年代の危機から抜け出し、軍改革の問題は予算不足だけの議論ではなくなったのです。論文は欧米を脅かすためのものではありません。これはロシア外交の背景には軍事力があり、それを考慮すべきだということなのです。


また米国とNATOのMD配備に対するロシアの反応は、効果的で非対称的なものとなるとも指摘されている。最も効果的な方法としてプーチン氏は、いかなるMDシステムも圧倒することによって、ロシアの反撃ポテンシャルを確保することだ、と述べている。


以上、引用終わり


原文はこちら、The Voice of Russia



ロシア軍、復活間近でしょうか。