日本への落下の危険がいわれていた、ロシアの火星探査機が
The Voice of Russia によると
"Фобос-Грунт" рухнул в Тихом океане( "フォボス-グルント"太平洋に墜落)
と太平洋に落下したようです。
以下、The Voice of Russia より引用
ロシアの惑星間自動ステーション「フォボス・グルント」の破片は、太平洋上に落下した。ロシア宇宙飛行管制センターが伝えた。落下に伴う被害情報はない。なお落下地点に関する正確な情報は、モスクワ時間で0時の段階で、まだはっきり確認されていない。
「フォボス・グルント」は、ロシアが15年ぶりに打ち上げた惑星間自動宇宙ステーションで、火星の衛星であるフォボスから土壌サンプルを採取し持ち帰ることがその使命だった。 しかし11月9日打ち上げ後、推進エンジンが稼動せず、火星飛行への軌道に探査機を移すことができなかった。
結局探査機は、低い地球周回軌道上に残ってしまい、徐々に高度を失っていった。 大気のブレーキ作用による機体の破壊は、高度およそ100キロメートルから始った。
「フォボス・グルント」の総重量は13.トン、そのうち11トンは燃料成分だ。 ロスコスモスのデータでは、地球表面に達しうるのは探査機の破片20から30で、全体重量は200キロを越えない。 燃料にはジメチルギドラズィンという毒物が含まれるが、ロシアの専門家達は、高度およそ100キロの厚い大気層を通過する間に燃え尽きるので心配ないと見ている。 なお破片は、飛行軌道沿い100キロに飛散したものと思われる。
以上、引用終わり
原文はこちら、The Voice of Russia
これでロシア(ソ連)の火星探査機は全敗。
欧州も日本も打ち上げていますが、これも失敗。
米国も失敗していますが、成功も。
絶対、なんかあるでしょ。