空母「梅」です。
「梅」の代表はやはり
イラストリアス (HMS Illustrious, R06)(写真はWikipediaより、以下同)です。
世界初の「梅」空母。フォークランドでの活躍で有名になりました。
英国はこれを3隻建造しましたが、現在就役はこのイラストリアスの1隻だけです。
もう1隻紹介しましょう。
チャクリ・ナルエベト (911 Chakri Naruebet) です。タイが保有しています。
この艦は空母「梅」の中で最小、1万トン少々しかありません。
しかし、これでもハリヤー6機とヘリ6機を搭載できます。
「梅」の特徴は搭載機がハリヤーといっても過言ではないでしょう。
マクドネル・ダグラス AV-8B ハリアー II (McDonnell Douglas AV-8B Harrier II)
このハリヤーあってこその「梅」空母です。
しかし、ハリヤーはもう生産していません。
空自のFX候補のF35の垂直離着陸型の開発次第ではどうなるか。
また、昨日の「竹並」で申しましたように早期警戒機を搭載できないために運用の幅は狭まります。
私的にはフォークランドでの活躍が必要以上に誇張されたと思っています。