終戦記念日 | andrewさんのブログ

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66年前、日本は終戦を迎えました。


そのとき私のお袋さまは「これでゆっくり寝ることができる」だったそうです。


空襲で夜に3回は防空壕に走っていたそうです。


そして近所のおばちゃんたちから「おにぎり持って山へ逃げろ」と言われどうしょうかと思ったと。


また、親父どのはもう乗る船がなくなっていたので四国・香川の航空隊にいたのですが、「終わった」と思って漁船に乗っけてもらってなんとあくる日の16日に大阪に戻ってきたそうです。周りから「それは…」と言われ慌てて戻ったところどえらく怒られたそうです。よく銃殺にならなかったことです。


終戦は昭和20年8月15日です。最近、同年5月に降伏を打診したが無視されたという説もありますが、私のみるところ日本の戦争は昭和19年10月のレイテで終わっています。


クラウゼウィッツ先生の「敵野戦軍の撃滅」に従うならばレイテで艦隊は事実上壊滅(動く船はありましたが艦隊戦は不可能)していますので、ここで終わりでしょう。


また、このことにより南方かたの輸送が事実上切れました。


その後昭和20年に入り2月に硫黄島、3月に本土空襲の激化、沖縄戦と戦局は酷くなる一方です。また、特攻なるものが行われたのがレイテからです。


考えるにもう戦略的な思考ができなかったのでしょう。


もし、そこで終わっていればその後の世界史やいまの日本も大幅に変わったものになっていたことでしょう。