中国フェチ空母…2 | andrewさんのブログ

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(写真はWikipediaより)


本日、中国共産党創立90周年に合わせ試験航行をする予定だった中国空母が「技術的問題」とやらで延期になりました。


「政治的」ともいわれていますので真相は「藪」ですが…。


技術的問題とすると、船体はロシア(ウクライナ)の既存のやつ。機関はロシアから勝ったソブレメンヌイ(современный)級のを2つにしたものだかし、カタパルトを持たないためけっこう手堅い造り。


どこに問題がでたのか興味深い。


また、中国側の言い分を鵜呑みにすればこの空母は「実験、練習」用だから本番に供えトラブルは出てくれた方が有難いというか本来。


まあ、「実験、練習」と言ってますが、出来れば艦隊空母として使うのでしょうが。


まあ、記念日の航行を取りやめるのはなかなか英断。


私は造ることが第1の目的にと言いいましたが、それなら曳いてでも本日動かしたはず。


ということでフェチの冠は一度下ろします。


しかし、米国からこんな記事が



中国の空母建造は単なる資源の無駄遣い


ミリタリーエアロスペースより


米国が戦争で大型軍艦を攻撃の目標にするようになってから20数年が経った。それは、70年代から80年代にかけ、旧ソ連が空母など大型戦艦を次々と建造したことによる。そして、中国は長年の空母保有の夢を達成するため、旧ソ連から空母「ワリヤーグ」を購入したが、これと同時に「台頭する世界の大国は外洋海軍を持つべき」という考え方まで受け継いだ。

旧ソ連は外洋海軍を建設する過程で大量の資源を浪費し、実際には政治や軍事とは全く関係ない海軍力の建設に明け暮れた。旧ソ連と同じように中国もまた大陸国家である。経済力がどんなに成長しても、中国政府は作戦面で効果的な陸・空軍力と外洋海軍を建造する資源は備えていない。

中国海軍が作戦面で効果的な空母打撃集団を持つためには、360度の全周防衛体制や対潜水艦能力、洋上補給、海空協力能力を強化せざるを得ない状況だ。だが、彼らにはイージス艦やE-2D早期警戒機、C-2輸送機や「ロサンゼルス級」の攻撃潜水艦があるだろうか?

実は米国は、中国の外洋海軍建造に対する努力を歓迎すべきではないか。敵の艦隊と交戦して相手を叩き潰すことに関し、米国は70年もの経験がある。それを考えれば、中国の空母は単なる「大きな太った目標」と言っても良いだろう。


やっぱりあいつら「的」だと思っていやがる。