ゼロ戦です。
(写真はWikipediaより)
ちなみによく「れいせん」か「ぜろせん」かの論議がありますが、私が元ゼロ戦パイロットから聞いた話では「ゼロ戦」ということなので「ゼロ戦」でまいります。
写真のゼロ戦、国識別マークが違います。
そう、米軍に捕獲されテストされた機体です。
で、このとき米軍をおどろかせたのは…。
1回飛行するとエンジンが油でベトベト。
米軍のエンジンではそうはならないそうです。
調べてみるとシーリングの材質が悪い、というより部分によっては「紙」を使っていたそうです。
エンジン、機体等の性能は十分申し分のないものでしたが、個々を形成している部品は当時の日本のインフラの限界だったようです。
さらにちなみに
その元ゼロ戦パイロットがおっしゃられていたなかで興味深かったのはスピードを上げると200ノットくらいを境に舵が重くなる、特に急降下などしたらとても引き上げられるようなものではなかったと。でも、なんか「コツ」ありそれをやるとスッと動いたと、いうことでした。