ミクの高校来のガチ友に、大変なトンチンカンがおります。
そいつが無類のサッカー好きということで、連日、連夜、早朝を問わず。
あのー、ワールドカップっていうんですか?
各チームの勝敗をテレビで観ては、電話を掛けまくってくるものだから。
~ま、別にミク、大概の時間は起きているから、それは別に構わないのだけど。
こちとらベースボール以外の球技は、さっぱり解らない。しかしだ、
ひとにとっては、自分の夢中になっているものというのは、
知らぬ内にテンションが上がって、ひとの迷惑を顧みれないということも、往々にしてある。
そういったことを咀嚼(そしゃく)して、ハイハイ。そーなんだ。と聞けるミクは、
なんていい奴なんだろう~改めて、そう思うのだ。ところが、
調子に乗ったヤツは、写メールを送りつけてくる様になり、
満面の笑みで背中を見せ、ポーズを決めているので、私も思わず、こう問い直した。
「私さー、」
「ちゃん桃ともう、10年来の付き合いだけど。」
「貴女の名字って、」
「ナガトモだったっけ。」