Andreaのペルー通信パート1 Andreaご成婚① | Andreaのペルー通信パート2

Andreaのペルー通信パート2

リマでアロマテラピーサロンをしております。大好きなペルーの現実を日本に伝えます。コメント大歓迎ですが、ネットエチケット上不適切なものは、承認しませんのでご了承ください。

この記事は、2001年9月に書いたものです。


日本の皆様お元気ですか?SMAPのゴロウちゃんが逮捕されたり、小泉内閣メールマガジンは本人が書いてるわけじゃないことを知って残念な気持ちになったりしている私ですが、ケーブルテレビのNHKで見たビル火災は一目見ただけで新宿とわかりましたので、まださほどウラシマ状態にはなっていないわと思っていたら、メールマガジンのテーマパーク渋滞関連のニュースでディズニーシーっていうのがあった・・・。それはいったい何?やっぱりウラシマかな?大江戸線ももうできたの?もしかして、もうデイビットカードがあたりまえで誰もお金なんて使っていないとか?2千円札はどうなったの?と疑問は次々に沸いてきます。日経新聞の斜め読みとNHKのニュースを2週間に1回くらい見ていると、情報が硬いものに偏ってきてしまいますね、どーも。ところで、アンドレアも年貢の納め時で長かった独身貴族(?)生活に終止符を打ち、このたび結婚いたしました。今回はそれについて書きます。


その1 結婚産業

結婚したことある人もない人も、日本では披露宴をやろうと思ったら、雑誌やインターネットでわりと情報も集まるし、そんなに大変じゃないと思いますが、こっちはイヤー大変。"セット"みたいなものがなくて、全部ひとつずつ調べて確認して契約していかなければいけないのです。 ペルーでは結婚式は3種類あるのです。1つめが市民結婚。これは日本でいうところの役所に届を出すこと。2つめが宗教式。自分の宗教の教会でやります。3つめが披露宴パーティー。日本で結婚式というと、一般的にこの披露宴のことを指しているような気がしますが、ペルーでは1つめか2つめを指しています。1は日本でいうところの入籍なので全員が通る道ですが、それ以降は経済的な事情によって人それぞれです。ペルー国民の85%がカトリック信者ですが、2つめは私も含めてカトリック信者には大きな意味があります。

その3つを総称して結婚式というならば、それに必要なものは、書類、招待状、ビデオ、写真、シャンパン、シャンパンを飲むグラス、ケーキ、移動用車、教会のコーラス、披露宴会場での音楽、食事、飲み物、引き出物、新郎側準備(靴、衣装、結婚指輪)、新婦側準備(花嫁衣裳、衣装用の下着、ブーケ、靴、アクセサリー、美容院、披露宴開場の飾り付け)e.t.c.・・・e.t.c.・・・・覚えてるだけでもこれだけを、全部候補をみつけ、出向き、ひとつずつ調べて契約しなければいけないのです。結婚産業の人々は日曜日は休み、土曜日は他の結婚式当日のアテンドで不在なので、交渉は平日になり、毎日仕事のあとにお店周り。土日は教会やコーラスを決めるために教会めぐり。ペルー通信愛読者のカンの良い皆様は、さらに約束してもその時間に行っても相手がいなかったり、忘れられてたりすることもあることはご察しの通りです。まるで刑事の聞き込み。ひとつずつ口コミ情報を集めて、現場に行って確認。ほんとにしらみつぶしにあたりました。ま、ほとんどが車の移動なので靴はつぶさなかったけどね。さらに、ウエディングドレスは絶対に新郎は見てはいけないとのことで、それに関する準備は友人に手伝ってはもらったものの、一日に数箇所回らなければいけない日などは時間がないのでほとんど一人で行動。

結婚式は土曜日でしたが、仕事は前日の金曜日1日しか休みがもらえなかったので、本当にここまで大変でした。またこの週は友達や家族も日本からきてくれたので、あっという間に時間が過ぎていきました。木曜日に仕事が終わってからウエディングドレスをとりにいき、両手に大荷物を一人で抱えてタクシーを拾い家に向かってるとき、イルミネーションを見ながら、結婚することによりも、私もずいぶんこの街になれてきたなあ・・・と、昔からこの国に来たかったこと、来る前にお金を貯めるためにバイトまでしたこと、来てから仕事がみつからなかった間の辛い時期、ビサの問題、いろいろなことを思い出し、ここリマに来てからの8ヶ月を振り返り、こんなに今は何でも自分ひとりでできるようになったんだなあと感慨深い思いでした。




続く