私はアロマセラピストです。私の仕事はではなく、私は、というのがしっくりきます。
私の仕事は画家ですより、私は画家です。私の仕事は歌手ですより、私は歌手
です。私はコック
です。私は小説家
です。私は医者
です。仕事が主語でなく、私が主語のほうがしっくりきます。仕事=お金だからかな。私を主語にすると職人ぽい感じがする。日本で会社で働きながら、アロマテラピーの活動をずっと続けてきました。「じゃ、アロマは趣味なんですね」と言われた時に、とても抵抗があったのを覚えています。「こちらを本職にしたいんですが、アロマテラピーだけでは生活できないので」と、答えた自分はもっと嫌でした。
アロマテラピーは、100%天然の植物
からとれたオイルを使って、お顔や全身のトリートメント(やさしくマッサージ)をします。6年前の長女の産後、ボランティアの方がハンドトリートメントをしてくれたのが、私のアロマテラピーとの出会い。そのときつかったオイルはローズ
でした。香水では女性的な香りやフローラル系が苦手なのに、そのローズの香りにつつまれてトリートメントを受けた時には、天にものぼる気持ちでした。ハープを下から何度もなぞる音とともに、ルノアールの絵に出てくる天使たちが空にのぼってく・・・ような印象を受けました。頭でなく体で体験することって感動が大きい。スキューバーダイビング
、出産
、アロマテラピー。
いろいろなボディセラピストの方にお会いすると、指圧系、リフレクソロジー系、レイキ系、うーん、いかにも!と感じます。アロマテラピーは、優しいタッチなので、セラピストも優しい感じ、おっとりした感じの方が多いです。私はアクティブな印象にうつることが多いようですが、本来かなりおっとり型です。どっからみても2人の子供のお母さんに見えないように、ペルーで隙があるように見えないように、みかけは多少怖い感じになるようこころがけて(?)いました。
のATSUSHI、強面
だけどとってもまじめで礼儀正しい、あのギャップを目指しています。そして、還暦では、オリジナル過ぎて誰にも文句は言われない、女ALFEE高見沢
が目標です。
日本では、地域の保育園で、2年間ボランティアでベビーマッサージの講師をしました。0歳児の赤ちゃんとそのお母様。ちょっとだけ先輩母である私には、痛いほど彼女たちの日々の不安や喜びの気持ちが伝わってきました。お母様にリラックスした時間を過ごしてもらう
を目的に、保育士の方々といっしょに、その時間を作りあげてきました。その中で、
「先生は怒ることはあるんですか?」
と、よく聞かれました。
「ヨガをやって、オーガニックのものだけ食べ、いつも無印良品みたいな服を着て、プランターでハーブを育て、ラベンダーの香り漂う家に住んでいる
・・・というような印象をお持ちですか?」
と聞くと、みなさんうなずく。アロマセラピストの印象って一般的にこんな感じで、講師の私はそんなふうに見えるんですね。いえ、私SHIHOちゃんではないので。
「ご安心ください。私もみなさんと同じように家事を中途半端に手伝う夫にキれ、姑の一言ににムカつき、何度言ってもわからない子供に怒鳴り
、家の中がぐっちゃぐちゃの時もしょっちゅうです。」
と、本当のことを答えます。ファンキー
なお洒落も大好きです。時にジャンクフード
も食べます。
アジアのある国で
をホンダというように、日本でのサランラップやセロハンテープのように、ペルーではAndrea=アロマテラピーという意味になっちゃうといいですね、と会社の後輩に言われました。ペルーもすでに癒しブームが始まっており、そうはいかないけれど、アロマセラピストにこちらの人はどんな印象を持っているんだろう。勤めながら事業をしたり、学校に行ったり、ペルーは自由。不安定で、無職になることも含め仕事はしょちゅう変わります。リマでは何が本業なのかとは聞かれません。
私はアロマテラピストです。
