ウパニシャッド!
杏です。
今年3月に出演したMono-Musica十周年企画公演 音楽劇BrotherMoon。
DVDをお買い上げくださった皆様のお手元に届いたようですね♪
長らくお待たせをいたしました!ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
個人的にあの、なんともいえない古きよき邦画みたいな映像の感じがすきです(。-_-。)
弥生が楽日の前の日に「ブラ○”ャームーン(*´艸`)ぷぷ」
みたいに言ってたのがいまだに衝撃とともに蘇ります。
以下ネタバレ含むかもしれない裏話的なものなので、これから観る予定の方は観てからのお楽しみにしてくださいませ♡
いいの?ほんとに見ちゃうの…?
煙草のシーンは本当に、私も好きなシーンなのですが。
何せ高校生のお芋みたいだった頃から知っている弥生との接近戦、台本もらった時はほんとにこれ人様の前でやりきれるのかな…!と思ったり思わなかったり。
でもこういうシーンって、一番最初にやってみる時はあんまり照れとか無いことが多い。
で、あ、ちゃんとできた、ホッみたいになった後からです問題は。
まず演出:団長が「うぇーーーい*\(^o^)/*」みたいになってくれて(褒められている)照れる。
↓
そして二回目以降この角度が…とか邪念が入って照れる。
↓
最初にやってみた時より攻め攻めな注文が入って照れる。
(ex. 「肩に手をかけてぐいっとこちらに向かせてから、えっちゅーしちゃう!?しちゃうの!?みたいな雰囲気で斜めに顔をよせてください。よせてから煙草を持っていってください」など)
↓
2人で抜き稽古してるともはや何が正解かわからなくなる。
↓
投げ出したくなる。
↓
マルコとヨハンのばか!もう知らない!ってなる。
↓
余計に中だるむ。
↓
もうええわってなってオラオラ系で挑んでみる。
↓
おお!いいじゃん!!!って言ってもらえる。
↓
感覚を忘れないうちにもう一回!とやってみる。
↓
なんかさっきのほうがよかった(´・_・`)
って言われる。
↓
( ′︿‵)(′︿‵ )しゅん。
↓
一晩寝る。
↓
割とよくなってる。
↓
でも2人で抜き稽古してるともはや何が正解かわからなくなる。
↓
投げ出したくなる。
↓
はじめにもどる。
みたいなことの繰り返しでした。
いや、もちろん稽古っていつもそんな感じで少しずつ積み上がっていくものなのですが、
やはりお客様も作り手も「ここな!」っていうカタルシスを感じられる部分てあるじゃないですか。
Mono-Musicaはわりとそういうキメドコロみたいなところがあって私はそれもヨッシャキター!みたいな感じに好きなのですが、
ブラジャームーnおっといけないBrotherMoonはそういうポイントが当社比ですが多いと思っていて、
役柄的にもマルコはそういうのに関わることが多かった印象。
煙草の扱いも、リボンタイの扱いも(例のシーンの稽古では何度もヨハンの髪を燃やし、根性焼きをした。※電子タバコです)、
私はいつも割と小道具の大変さからは無縁の人間だったので、Soraさんや弥生(たいてい小道具多めな印象)は
いつも大変な所業をなしていたのだなと尊敬の念を新たにいたしました。
本番中にいかに美しく小道具を扱うかはもちろん、
上演前に、使う小道具があるべき場所によきようにセッティングされているか確認したり(今回まじで暗転中に煙草が見つからなかったら人体発火して高笑いとともに消滅するだろうなと思っていた)、
マチネ(昼公演)とソワレ(夜公演)の間にそれらを回収してふたたびセッティングしたり…。
そういうのをスマートにできるってすごい。
弥生は本番中にへんなとこにふきとんだりした小道具をさりげなく回収するのも上手。そしてそういうアクシデントに遭遇する率も高い。
神様は乗り越えられる試練しか与えないのですね。わかるわかる。
そして音響照明はじめスタッフの皆さんの職人ぶりな!
まずわかりやすいところでいくと、
窓枠の照明が素敵だった(*´艸`)
それについて裏話をするとすれば、ヨハンと本の話をしている時、窓枠部分で立ち止まると顔が少し暗くなるので、微妙に窓枠にかぶらないように…なってた…はず…がんばった…はず…!
月あかりの照明もきれいだったー。
真っ白けの壁の前にさらに全員真っ白けのお衣裳という鬼条件のはずなのにとても素敵な照明で、聖ステファンボーイズはあげぽよでした(ばかなの?)
音響も、さいごの鳥がばさささっ!って飛び立って行くところとか…!思わず飛び立った先を見ちゃったお客様がいたのを、
「私たちが鳥を目で追う芝居がうますぎたんじゃ…(((o(*゚▽゚*)o)))」
って勘違いしたくらいには素晴らしかったのです。
舞台監督さんには暗転中のルカの布団の掛け方や紙のばら撒き方に至るまでいろいろと教えていただきました(。-_-。)
本当に、こんな風につたない言葉でわいきゃい言っちゃいけないようなプロフェッショナルのみなさんだったのです。
すげー温厚ないい人たちしかいなかったし。
ほんとはもっともっとあるんだけど、音響さんや照明さんて、「ここが、こうなってて素敵でした!」って言われないことがプロの仕事なのだろうなと。
窓枠とか鳥の羽ばたきとかは別ですが、それ以外の部分て、本当に自然すぎて気づかないことがまず素晴らしくすごいことで、それが役者をサポートどころか引き上げてくださるという。
たぶん何事にも通じることだと思うけれど、「やってるぜ!」って主張してるうちはプロではなく自己満足なんじゃないかなと。
極めた人って難しいことを簡単にみせるし、いかにサポートしていることを相手に気どられないかを誇りにしているのかなというか。
ほんとはすごいことやってるのに、表に出さない美というか。
もうそういうところでも「職人」という存在にしびれます。びりびり
もちろん、少し距離が縮まって、「あそこはね、こんなことしてるんだよ(。-_-。)」ってこっそりすごいことしてるっておしえてもらったりした日にゃあもう。うれしい。びりびり
ギムナジウムを本物の少年でない役者が具現化するにはやはり形式美的な部分もとっても重要なわけですよね。
お芝居的な稽古をおろそかにしたわけではないけれど、もっともっと掘り下げてあの世界観を、出来事をつくっていたかったなと思います。
制服がアウトにならないうちに再演できるかな…!
(「君はおばあちゃんに、あんただけ浪人した人みたいだったよねwと言われてたくせnjp@t「それ言わないで!!」」)
ほかにも大雪の中靴下をたくさん持って稽古に行ったり、
本番中?ゲネだっけ…?にヤヨハンのブーツが大破したり、公演後の舞台袖には流した涙とこらえた涙が鼻水になった結果うまれたティッシュの山があったり、
MIKUさんと弥生さんが華奢すぎてズボンを二枚重ねて履いてもらう(あれでもよ!?)ことになったりというエピソードもありましたが、怪我もなく無事に終演できてよかった。
サポートしてくださったスタッフの皆様、会場に足をお運びいただいたお客様、遠くから応援してくださった皆様にあらためて感謝の気持ちでいっぱいです。










