20日目・あこがれの桂浜
寝坊の私が、なぜか4時前に目が覚めてしもた。
それも、やけにパッチリ覚めたので、大好きな二度寝もムリと思われた。
公園で野宿だったので、ヘッドライトを灯けた。かなり早いが、出発しようと思った。
寝袋をたたむ。と、フリースの左腕に何か異物が・・・
10センチくらいの、赤黒ツートンカラー!これはムカデだ!5年ぶりのご対面だった。
5年前の時は、愛媛県の三崎港で、テントを建ててる最中に、素足にサンダルの足を見事に噛まれた。クギを踏んだかと思うような激痛でした。(痛みは2時間ほど続きました)
さて、今回は噛まれる前に、敵を発見できた!しかし、ヘッドライトの明かりに照らされ、ムカデ君が私の左腕を登って来ている!今回は振り払うことができました。
いつの間に?ドコにいたの?それを教えてくれ!
やはり、テント無しの野宿は恐ろしい。
ま、いつまでもムカデで悩んでいてもしゃーないので、歩きますか!
早起きは、やはりいいさね。涼しくて、ラクラク。
だが、へんろ道はそう甘くない!カンタンに見えた31番・竹林寺までが、意外にゆるくない!
さらに、竹林寺は気持ちイイお寺で、ゆっくり休みたかったのに、レゲエ風のヒゲ男が現れた。非常に態度が怪しいので、早々に退散を余儀なくされた。むかつく。(ジャマイカが嫌いなわけではありません。単にその男が気味悪かっただけです。)
その先の道もイマイチで、気分悪く歩いていた。
32番・禅師峰寺からは、でっかい太平洋の眺め。
ちまちまと細かいことで腹を立ててるのが恥ずかしくなる。歩いてたら、徐々に気分もほぐれてきた。
三里という港町に着いたころには、ゴキゲン!雰囲気いい町なんですよ。公園があったから、上着を脱いで、アタマ洗おう!が、シャンプーが無い。前回のフロに忘れたようだ。どこだっけ?
さて、シャンプーなんてどうでもいい。土佐といえば、竜馬でせう。竜馬といえば、桂浜!これはぜひ行っておかねば!
地図でみると、浦戸大橋を渡ればいいようだ。
いくぞ!
泊まってみたいなー
トムソーヤの「ハック」になれそう♪
だが、現実の県道14号は歩けんて!一応、歩道らしきものはあるのだが、狭すぎだよ!車道も狭く、大型トラックがすぐヨコを爆走している。浦戸大橋、100mでギブアップして、引き返した。
この橋が使えないとなると、県営渡し舟に乗るのが普通だろう。しかし、これだと桂浜が遠くなってしまう。でも、この際しかたない。
船に乗るのは、大好きでして、実は嬉しかった。どんな船がくるのかな?
やってきた!
この船、県営の渡し舟でして、料金は無料なのです。
クルマはムリだけど、原付・自転車は積めます。海面が近くて、船気分満点!
原付のお母さんと話してると、5分位で対岸に着いた。お母さんに、ご接待でおこづかいを頂く。ありがとうでした!多謝。
さて、いざ桂浜て予定だったのに、空が一気に暗くなる。これは、観光どころでは無い。14時前なのに、ネグラを探しながら歩いた。スーパーで昼飯を買ってると、大雨だ。軒下でコロッケパンをかじり、天気を見守る。
うううむ。この天気では、桂浜にいってもイマイチでしょう。小雨になったんで、33番・雪渓寺に向かう。
ポンチョをかぶり、ゲートルを履く。雨具としては涼しげなスタイルのハズだが、それでも暑い。やはり、南国土佐だ。蒸れて蒸れて、へとへとさね。
34番・種間寺には、16時50分。気力の限界(とても浅い限界ですが)でした。
お寺の向かいの陶芸家さんが、スーパーへの道を教えてくれました。ありがとうでした。この辺りは、おそろしく店舗が少なく、コンビニなんて無く、ホント助かったです。(この先も、地図に載ってるスーパーが閉店してるのは、しょっちゅうでした)
本日は!
高知県立美術館の近くの公園から、
高知市春野町まで。
23キロ








