四国遍路 歩き野宿旅 -370ページ目

グルクン釣り

 
 漁は、これからが本番!
 サカナを追い込む作業を終えて、いよいよ釣りである。

 昨夜作った仕掛け「サビキ」の出番だ。

 狙う魚は「グルクン」


 (解説) サビキとは、主に小型のサカナねらいの仕掛け。10個程の小さい釣り針を使う。ハリにはピンク色のニセモノの餌が付いている。海に小エビを撒いてサカナをおびき寄せたとこに、サビキを投入してニセエサをゆさゆさ。すると、本物のエビと間違えて釣り針をパクリッ!というサギみたいな漁である。


 偉そうに解説しましたが、私は釣りはシロートです。間違ってたらごめんなさい。(^_^;)

 さて、釣竿はドコ?
 だが、渡されたのは、うちわ位のサイズの糸巻き。
 なにこれ?
 茶色のタコ糸みたいな釣り糸がグルグル巻きになっている。
 サオは使わずに、これを素手で上げ下げするみたいだ。
 もーなんだか分からんことだらけ・・・(x_x;)

 さて、しゃーない、釣るか・・・・・
 
 船の舳先(前方)に移動して、釣り糸を垂らす。で、ユサユサする。


 あれっ?なんだか気持ち悪い・・・


 実は、エンジンが止まって船が波任せになった時から、イヤーな感じはしてたんです。


 これは、船酔いだっ!!?


 (ひとりごと) 船釣り初心者とわかってて、島弁当を腹いっぱい食わせるなよ、●長(怒)!!せめてエンジンの重みで比較的揺れの穏やかな船の後部で釣らせてくれよ!!


 私の釣りは、3分ともたなかった。

 船にあおむけに横たわり、吐き気に耐える。

 

 (もう帰ろうよ~。カンベンしてくれ。)←声にならない心の叫び

 だが、漁はこれから。帰るわけがない。


 完全グロッキーの私にやさしい言葉をかけてくれる人なんていない。それも当然、彼らは遊びに来てるわけではないのだ。


 逃げ場のない、船酔い地獄。

 せめて眠れたら助かるんだろうけど、なかなか眠れなかった。吐きそう・・・・・


 吐き気はモチロンだが、普通の乗り物酔いに比べて

 「具合が悪い」の度合いが強かったなあ。


 ごていねいに「サビキの解説」までしたのに、私の釣果は完全にゼロ。

 港に帰るまで起き上がれなかった



もう、漁船には乗らないっ!
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