心の美徳を教えてくれる日本語 | ANDO YOSHIMI MEDIA BLOG

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心の美徳」を教えてくれる日本語



日本の若者たちに知ってほしい、
日本語は、心の美徳を教えてくれる。
日本語は、精神を高めてくれる。
日本語は、「精神学」だ!
これが「まけない心のレシピ」の秘訣。


3. 擔心   ひまり 2014-04-19

「擔」という漢字、なじみがありませんでした。
辞書で調べてみたら、日本では「担」が「擔」の略字として用いられてました。
「担心」という文字からは、心に重たい荷物がぶら下がっているイメージが浮かびました。


ひまりさん、コメントを有難う!


そう、「担」は「擔」の略字。

「擔心」の意味は心の負担、心に重い荷物がぶら下がっている、そんなイメージなんですね。


こころくばりの「お心遣いありがとう!」
「心配」は、心を配って世話する。心遣い。気にかける。
例えば、お祝のプレゼントを頂いた時、「お心遣いありがとう!」って言いますね。或いは、「いつも気にかけてくれてありがとう!」とか。
だから、「心配」という日本語は、不安に思うとか、気が病むとか、本来はそんな意味合いではないと思うのです。

今では、「心配」と言うと、何か困ったことがある、不安に思う、そういうイメージが強い。でも、漢字で理解しようとすれば、「心配」は、やはり日本の心の美徳である「こころくばり」のことだ。


日本の国の名前は、「日」と「本」を合わせて「日本」という。
「日」は、太陽のことだろう。太陽の精神を「本」にしている民族精神、これが日本人ということだろう。だから、「お天道様」を拝むのですね。


日本語は、「心の美徳」を教えてくれる。
人間は、自分の顔は鏡で見ないと見えない。見えないからと言って自分の顔がないわけではない。
このことと同じように、心もまた、心の動きもまた、私たちの目には見えないもの。

日本人だから気がつかないのかもしれないが、
あなた達が何気なく使っている日本語の中に、「心の美徳」の証となる言葉がうそみたいにたくさんある。
私はこのことを、日本人の若者たちに伝えたかった。


日本語は、「精神を高めて」くれる。
英会話が流行するのはいい、中国語が話せば何か得があるのかもしれない、でも、日本語を忘れないでほしい。
精神を高めたいと言うのなら、真の日本語を思い出すんだ!と、日本人の若者たちに言いたい。日本語に勝る言語はないと私は思う。


日本語は「精神学」だ!
私は台湾生まれだが、12歳に来日しました。その時は、一言も日本語がわからなかった。

私はバイリンガルだけど、日本語にハマってしまってほかの言語を覚えようとは思わない。なぜなら、日本語は精神学だからです。会話だけでは終わらない。


あんどうよしみ