TODAY'S
 
ハンドメイドの収入

昨年末の収支を振り返ってみて、改めて思うことを綴ってみます。

 

皆様が気になる「収入」について。

 

私は活動10年目になります。

 

かなりの山あり谷ありですが扶養はずっと外れていて、

青色申告で税理士の方に全てお任せしています。

 

が、安定はしていません。

 

 

年収のイメージは、

中小企業の事務職の年収くらい+新作リリース収入。

 

新作リリースの収入はまちまちで安定しないのです。

 

 

ハンドメイド業界の実態はどうでしょう?

 

月に10万円の収入がある人は1割と言われています。

 

そこから色々と差し引くと手元にはいくらも残りませんね。

 

今回は収入について色々と考えてみます。

 

 

季節による

ハンドメイド作品も季節によって繁盛期があります。

 

ということは繁盛期ではない時もあります。

 

 

レッスン・販売ともに、

「新しいこと」を始めたい季節は増えやすいです。

 

例えば、

新年1月、新学期の4月9月あたり。

 

あとはシーズンレッスンの、

セレモニーシーズン、

入学卒業シーズン、

お受験シーズン、

ホリデーシーズンは増えます。

 

皆様が何かを「新調」したり、

「イベント」があるときは購買意欲が湧きますので、

その時期の身の回り品は売れやすいということです。

 

その時期に販売や新作レッスンリリースの照準を持ってくると、

自ずと収入はアップしやすいのです。

 

通常の何倍も見込めますし、

デザインとアナウンス次第で数倍どころではありません。

 

 

例えばこちら、人気の「ドッツライン」の例でご紹介します。

 

2022年2月にリリースし、

その春だけで100件以上のお申し込みでした。

 

当時のレッスン料が6000円程度+ライセンス料5500円。

 

本部としてレッスン展開すると同時に、

多くの講師の皆様がレッスン開催をしてくださいました。

 

大体の数字はご想像できるでしょう。

 

自社商品であること、

売る時期が良かったこと、

効果的なアナウンスが届いたなど、

色々な要因が招いた良い結果だったと思っています。

 

デザインによる、売り方による

シーズンやオンオフ、年齢などを問わずに売れるものがあります。

 

作ることが好きな方が、

「作りたくなる」というタイプのものです。

 

これをリリースすると、ロングセラーになりやすいです。

 

当教室の場合は「登録料」制度でレッスンをしてますので、

ロングセラーになると、

自分が何もしていない時も収入が発生いたします。

 

これは自社商品であることと、

その仕組みができていることがポイントです。

当教室の良い例が「サックヌフ」というバッグのロングセラーです。

 

2017年3月リリースで、今年で8周年。

 

いまだにご受講が絶えません。

 

 

 

レッスン開催と販売をしてくださっている先生方も、

この作品はシーズンを問わず活動に使ってくださっています。

 

バッグは年代やヘアスタイルを問わずに使えるデザイン。

 

オンオフにも使いやすいデザイン。

 

その利便性の高さをアピールして展開していくと、

レッスンでも販売でも売れるデザインとなるわけです。

 

 

 

汎用性が高い売り方ができるデザインがあると、

顧客層が広がります。

 

その場限りの商品ではなく、

「定番」「フロント」「本命」商品の必要性を考えましょう。

 

 

 

全体として

季節やデザインによってかなりの収入は見込めます。

 

ただ!ここがポイントですが、

そこの「〜によっては」を把握しておく必要があります。

 

リリースがない時期、繁盛期ではない時期は、収入は激減します。

 

 

毎月、お給料のようにコンスタントに収入があるのが理想ですが、

個人のハンドメイド講師の収入は山あり谷あり。

 

私は年間トータルで、これくらいだったらOKと考えます。

 

毎月「〇〇」万欲しい!という目標を立てる方もいらっしゃいますが、

年間収支がそれに見合う金額であるようにすると気が楽です。

 

一人運営だと特に!

きっちり決めるより帳尻を合わせる方が良いでしょう。
 

 

 

結論、流行もありますし、

コロナみたいなこともありますし、

ハンドメイド講師の収入は「安定はしません。」

 

ハンドメイド講師、思っている以上に大変です。

 

でも、在宅がいいし、

得意なことや好きなことを仕事にしたいという方も多いですね。

 

現実的には、

少しの収入でも「安定」を優先するなら、

パートや会社員等をメインにしておくことをお勧めします。

 

安定なのか、それ以外なのか、

 

「何を優先するか?」

 

そこは自分の選択次第です。

 

 

 

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