あの日から77年。

 

 

平和を考えた1年

 

戦争を知らない私たち世代。

 

もっと戦争に対して現実味のない我が子たちが

TVや動画から本当の戦争を目の当たりにする1年となりました。

 

 

 

始まりの頃は見ていましたが、

途中から子どもたちには見せたくないという思いに。

 

現実に蓋をするのか?

 

心的影響はやはりあるのか?

 

親として、

一人の人間として、

どちらが正しいのか、、、

 

その答えは今も分かりません。

 

 

 

 

子どもたちの「誓い」

 

 

平和公園は市内中心部。

私は年に数回立ち寄ります。

 

 

 

 

原爆の日、

平和公園で平和記念式典が行われます。

 

 

 

式典では小学生6年生の代表2人が

『平和への誓い』を読み上げます。

 

これは50回目の式典で始まったそうです。

 

 

 

代表の2人が選ばれる流れを

今年初めて知りました。

 

市内の小学6年生全員が平和への思いを作文に書いて、

その中から20人が選ばれます。

 

今年は142校の約1万人の作文から選ばれたそうです。

 

選ばれた20人が集まりスピーチを行い、

式典の代表として2人が選ばれます。

 

当日読み上げられる内容は、

20人が集まって話し合いながら決められるそうです。

 

 

 

今年は偶然にも、

その20人の中に知り合いのお子さんが2人も。

 

どちらも幼い頃から知っているお子さんで、

とても感激いたしました。

 

彼らのお母さんたちから、

どのように「誓い」が作られているのかを教えて貰いました。

 

子どもたちが一生懸命に考えてくれた「誓い」。

 

世界中に届きますように。

 

 

 

平和公園の周辺は夕景も印象深いです。

敬愛するフラワーアーティストが毎年献花されます。

今年はどんなお花だろう。

 

 

平和公園前にある「平和の門」。

夜はライトアップされて美しい。

 

 

世界の49の言語で「平和」と刻まれています。

 

 

平和の意味は、

戦争や紛争がなく、

世の中が穏やかであること、

乱れていないこと。

 

子どもたちに平和な未来を。

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あともう少しで午前8時15分。

 

原爆の投下時刻です。

 

毎年TVの前で黙祷。

 

敬う心を忘れないために。

 

今日は「祈り」に包まれて、穏やかな1日を。