久々の「ひらめきのもと」です。
旦那さんが私のこの本を持っていってしまって、、、やっと戻ってきました。
何度見ても楽しい本のご紹介です。
フランスの配色
私が配色に悩んでいたときに最初に買った本がこちらでした。
「フランスの配色」
色が単独ではなく、
色の組合せでその存在感を増し、美しく見えるということを教えてくれる本です。
お気に入りのポイントは、
見たことのある歴史的なアートや広告等を実例としていることです。
絵画、ファッション、建築、広告、工業物、宗教等、多岐に渡ります。
絵画、ファッション、建築、広告、工業物、宗教等、多岐に渡ります。
知っているものを色で分析することで、
色の説得力やその効果を再認識することができます。
マリー・アントワネットから、ミュシャ、ゴーギャン、ソニア・リキエル、
コルビジェ、ヴィトン、、、
ページをめくっているだけでワクワクします。
テーマ別でわかりやすい
少し内容をご紹介します。
配色例として、下記に分類して掲載されています。
・色相別・歴史別・テーマ別
それぞれのテーマで紹介されている例です。
色相別では、ピンクの例ではアントワネットの衣装ブラウン系の例では焼き菓子ブルー系ではセーブルの陶器
歴史別では、アール・ヌーヴォーのミュシャアール・デコのロベールモダンのコルビュジェ
テーマ別では、フランスの紋章交通機関や列車四季の風景
何となくイメージできるようなものが多いのではないでしょうか。
それらを使われている配色で分析して、
どのようなイメージになっているのか説明文があります。
黒と、、、
色相別の「黒」のページをチラリとご紹介してみます。
モノトーンである黒に合わない色はないと思っています。
何色を組み合わせるかによって、
配色の効果を最もわかりやすく感じられるものです。
白&黒は、組み合わせの基本。
黒だけのファッションブランドや、リトルブラックという言葉があるくらい、
この配色は基本なのだと思います。
黒と少量の赤や黄の配色は、赤と黄をとても際立たせます。
注意喚起の看板や広告、ラベル等に使うと非常に効果的です。
この本1冊で300を超える配色例が掲載されています。
久々に眺めて、何か閃かないかな〜とワクワクしています。