兄から連絡が入り、姪の引っ越しを手伝うことになった。

隣県の大学に進学し、4月から一人暮らしを始めるという。

2つ返事で快諾。

自分たちの車に乗らない生活用品を、私の車で運んでほしいという依頼である。

 

生活用品をテトリスの隙間を埋めるように詰め込み

視界を確保して、なんとか詰め込みに成功。

15時現地集合を約束し、お互い出発した。

私は荷物を届ける以外は予定がないので峠道を。

兄夫妻と姪っ子は様々な手続きのため高速道路を選択。

路肩の雪だまりから、雪解け水が大量に流れ出す道を抜け

荷物を無事に届け、少しだけ机の組み立てを行い

姪っ子に『頑張って』と告げ帰路に就いた。

 

私の場合、進学を機に親と話す機会が断然に減った。

長期休みは、実家に帰省しても友人と遊んで大概終わるし

バイトで帰省期間も短くなるものだ。

新居のアパートに向かうたかが3時間、

高速道路の車内では、どんな会話がなされていたのかは知らないけれど

親子の会話に力を貰って、実りのある学生生活を送ってほしいと叔父さんは思う。

 

新しい生活に自炊を頑張りたいと思っている人も多いのではないだろうか。

自炊のタイパ・コスパ問題があるそうだが、一旦置いておいて。

 

自炊を始めたいと思ってる方にお勧めなメニューは『チャーハン』だ。

私はチャーハンに様々なことを学んだ。

調味料の量、入れるタイミング、火力の調整、材料の変更、。。。

実験するように色々変更し試した。

理系の変態をこんなに満足させた、チャーハンは凄いのである。

 

今はYouTubeだったり、いろいろなサイトで調べれば

一流シェフが丁寧にわかりやすく教えてくれる。

勿論自分の親に聞いてもいいだろう。

その味がきっと力をくれるはずだ。

 

今日の昼はチャーハンにした。

『にら玉チャーハン』

ニンニクとにらと卵、乾燥した小さなエビ

調味料は醤油に塩とシンプル。

自炊はいろいろ試せるのが楽しい。

 

 

新しい挑戦の春。

チャーハンから料理の楽しさを学んでみるのはどうだろうか。

 

学校の帰り。

家にランドセルを投げ捨て、広場へ急ぐ。

友達と全力で遊びまわり、泥だらけ。

夕日を浴びながらちょっとずつ友達が帰り始める。

最後の一人になった瞬間、解散し家路を急ぐ。

家に帰りつくまでに漂うカレーの香り。

あそこの家もここの家も、週末はカレーの香りがした。

昭和世代の私は他にもれず、こんなエモい幼少期を過ごしたのだ。

しかし、私はほかの家とはちょっと違う生活をしていた。

家に帰っても母はいないのだ。

父は男手一つで、病気で亡くなった母の代わりに姉と私を育てた。

途中再婚したりはしたんだけども。

 

父は料理がほとんど出来なかった。

朝は、たれに漬かっているパックに入った肉をホットプレートで焼いたり

夕食は出前を取ったり、弁当を買いに行ったり

とにかく、栄養バランスなど考えずに腹を満たすに特化した食事を繰り返した。

おかげで、小学生の私のお腹は横綱サイズだった。

 

そんな料理が苦手な父が、作ってくれる食事のメニューがあった。

カレーである。

ゴロゴロの野菜に、豚のブロック肉。

お皿はシチュー皿。

シンプルなポークカレーだった。

私はこのカレーのおかげで、カレーが好きになった。

 

月日が経ち、今父が建てた家に住んでいる。

築年数も重なりあちらこちらに補修個所を抱えているが、ありがたく住んでいる。

家にはお客さん用に沢山の食器があった。

食器は今の暮らしには多すぎたので、少し処分することにした。

でも、カレーのシチュー皿を処分することが出来なかった。

古いタイプのシチュー皿。

 

先日父の命日だった。

3年になる。

カレーが食べたくなった。

 

 

肉は豚ではなく鶏にしたがオーソドックスのカレー。

シチュー皿にカレーを盛り付けた。

今はもっと上手に、複雑にカレーを作ることが出来るけど

このシンプルなカレーがこの日はちょうどよかった。

 

香りには思い出が付いたりする。

彼女が昔使っていた香水。

アスファルトに雨が降った後に香る夏の香り。

カレーの香りにはそんな思い出がある。

3月は別れの季節。

4月は出会いの季節。

別れや出会いを繰り返し人は大きくなっていくんだなぁ

って書いていて、うるさい文書過ぎて手が震えます。

 

新しい生活に向けて準備を行っている方。

また新しい生活に向けてまだ戦っている方。

それぞれの事情があると思いますが

ここで食事に関して少しだけ提案させていただきたいと思います。

(提案なんて、自分ナニモンやねんとやはり手が震えます)

 

一人暮らしに不足するものの代表格

『野菜』

今の私は比較的野菜好きなので野菜を食卓に切らしたことはありません。

生の野菜を愛してやまない頃もありましたが

生の野菜ではお腹を満足にしてくれないことに気が付いたのは最近なのです。

食べたときは満足なのですが、すぐにお腹の空く状態に戻ります。

若いころは寝るか食べるかです。

食べて元気に寝て、お腹空いて起きてまた食べて寝るの繰り返しです。。。だったと思います。

お腹の空いてしまう状況は野菜の中の水分にあると私は思っています。

専門家でないのではっきりとは言えないのですが。

 

そこで、野菜を焼くということを提案したいと思います。

蒸すと言う選択肢もあるのですが、蒸し器を取り出すのは面倒ですし

その点、焼くと言うことはフライパンで気軽にできます。

 

焼く野菜は意外と身近なもので構わないのです。

白菜、キャベツ、玉ねぎ…

今回は季節的には冬の野菜ですが私の大好きな

『蕪(かぶ)』

を提案したいと思います。

 

 

ボウルに切った2個分の蕪を入れ、オリーブオイル(大さじ1~2)と塩(小さじ)を入れて

全体的にオイルが絡むよう混ぜ合わせ中火で焼くだけです。

蕪は葉っぱの根元に砂が入りやすいので、つまようじなどを使いよく洗うのがポイントです。

焼き目が出たらひっくり返し

全体的に焼き目が付いたら完成です。

 

 

今回は醤油麹と粒マスタードと蜂蜜でハニーマスタードドレッシングで食べてみました。

好きな市販のドレッシングでも大丈夫です。

 

季節野菜はいいものです。

季節を感じるのはもちろんですが、うまみも甘みも最高なので

野菜を焼いて食べてみてください。