ご挨拶が遅くなりました。



舞台血界戦線Blitz Along Alone
全20公演終演しました。








ご来場くださった皆さま、
配信でご覧くださった皆さま、
応援ご声援くださった全ての皆さま、
誠にありがとうございました!!!



第3弾の血界戦線、
今年も無事完走できました!

去年は未曾有の状況の中、常にいつ止まってしまってもおかしくないという怖さがまとわりついていた覚えがありますが、今年は演劇の神様に見守られているんじゃないかと思うくらい不安のかけらもなく、お芝居に集中できました。

私たちがそうあれるよう、万全の環境を作ってくださった制作スタッフさんたちの徹底した感染対策と、その心遣いのお陰に他なりません。





今年のK.Kさんは色々楽しかったですー!
走ってはしゃいで闘って泣いて笑って、、、
オムニバスならではですね、色んな感情を感じれました。


3年目ですが、レオっちとしっかり絡むのは実は初だったので、朔ちゃんの懐の深さにがっつり甘えさせてもらいました。

そんな事言ったらクラっちも初か!
今年はマンツーマンのシーンが多かったからね。
いつもドンっと構えてくれてるヒロさんの安心感に、クラウスの存在感に、とても救われてました。


ライブラメンバーとしての顔、そして母としての顔と、K.Kさんは感情豊かな女性だと思うので、それぞれの情緒を大切に作りました。
寄り添えていたら、お伝えできていたらいいなーと願っております。





キャストは言わずもがなもちろんですが、3年目となるとスタッフさんたちとも深い仲になります。
特に今年は日替わりシーンなどもあったので、その時々で合わせてくださった音響さん照明さん、もはや東京終盤からは何やってもいいよ!準備万端だから!的な磐石さがあって、ヤバい、何かやらねば!何しよう、、、とこっちが焦ったものです。笑

今回特に全セクションのスタッフさんに対して思った事です。
3年間共に過ごしてきた時間が言葉に出さずとも感じ合える信頼感になったのだなと、心底心強くあり、嬉しくて嬉しくて泣きそうにもなるんです。

一緒にこの現場で闘えてただただ幸せでした。





そしてアンサンブルメンバー。
凄かったでしょう??
あの段取りの多さとダンスの多さとそれぞれの担ってる役と何より装置の移動。
マジで重たいんですよ、あの台と階段。
袖から重心低く全体重かけて押してるあの姿を見てると涙込み上げるてくるんです。

本当にHERO!心からの喝采を!






あとはバンドメンバー。
ほんっっっとにプロフェッショナルとはこういう事だなと。
劇中ランディーズのシーンが生演奏なんですけど、劇場に入ってから演出でお芝居の尺が少し長く変わったんですよね。
その分捌ける少し前に曲が終わるようになって、そしたらケンケンが私のところに来てくれて、『あれ、最後曲なくなるの寂しいですよね、捌けるのに合わせて伸ばしてみましょうか?』って言われて、え?そんな事できるの?おおおお任せします!って言ったら次の日からバッチリ合わせてくれて、天才かよ!って。
そしてドラマシティで客席からリハ聞いた時、身体の芯まで響くあの大迫力に琴線がっつり揺さぶられて涙出そうになりました。

私自身、舞台で生演奏という演出が血界戦線で初めてだったので、本当にご一緒できて光栄だった方たちです。






はぁ〜歳をとると涙脆くていけませんね。
有難いことに今年も血界戦線の現場で誕生日を迎えさせていただきました。
これも3年目です。
さらに今年は本番中だったのでお客様の前で祝っていただき一番幸せな歳の重ね方ができました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。




同じキャストで演り続けるというのは実は簡単なことじゃないんです。
でもその分、阿吽の呼吸や、心地良さや、受け止めてくれる、受け止められるという信頼が、より自由に板の上に立てる大切な積み重ねになるんですよね。
このライブラメンバーで今年も血界戦線を生きれて本当に幸せでした。
ありがとう。














そんな私たちに自由さを与えてくださり、思いっきりやっちゃえよ!と背中を押してくださった西田さんに感謝します。


そして、舞台第3段まで連れてきてくださったマーベラスの皆さんの尽力と愛情に感謝します。


最後に何より、、、内藤先生に感謝します。





舞台を観に行く、ということがまだまだ難しい環境にいる方もたくさんいらっしゃると思います。

行きたいけど行けないという方たちが気持ち良く劇場に戻ってこれる日まで、そして何より来てくださったお客様が、あ〜今日来てよかった!と感じていただける舞台を作り続けたい、改めてその覚悟を持てました。

そう思うとこの剣呑な現世も悪いことばかりではない気がします。


このヘルサレムズ・ロットが少しだけ日常を離れて観てくださった皆さまの良き旅になっていますように。。。






ありがとうございました!!!!!





K・K        
安藤彩華