永生病院、南多摩病院をまわった後、全日病の関連で健保連人間ドック事業連絡会に出席いたしました。
冒頭、日本病院会の大道道大副会長から、ご自身の法人での以前からの人間ドックの取り組みのお話を聞きました。
私からは、「前任の猪口雄二副会長が中医協に行かれたので、今後は、が出席させていただきます。人間ドックにはあまり詳しくないので、勉強させていただきたいと思っております。」というお話をいたしました。私の母が経営していた渋谷のセントラル病院では、51年前から人間ドックでお世話になっております。

その後、健保連の本多信行理事から、人間ドックにおいても、ある程度の数が無いと厳しい、今後は検診の質と期間の問題について大いに議論していきたい、というお話がありました。

本日のテーマは、下記の通りです。
1.事務の統一的なルール化について
2.健保連契約における人間ドックの名称統一について
3.宿泊ドックの存廃について
    ※これは一日タイプのドッグと一泊タイプのドックでは、検査項目の差がほとんどなく、宿泊代や食事代などのアメニティによる差しかない。健保組合の宿泊ドックの利用率が年々下がっている。年間一桁の利用しかないところもある。また、健保組合からは、宿泊ドック料金の高額化も指摘されており、健保連として宿泊ドックを紹介する意義があるのだろうか、という意見が来ている、ということです。健保連としては、平成29年3月には健保連契約における宿泊ドックは廃止したい、という考えです。
4.契約窓口の一元化
5.統一的な質の確保
  ※最低限を決めていくことが必要ではないか。是非、協議会を作って行きたい。
6.生活習慣病検診の新設
7.平成28年度 健保連人間ドック事業について(案)
  ※内視鏡や、乳がん検診に関することで議論がありました。特に乳がん検診については触診をどうするかが主な内容でした。現在、触診だけでは不可です、平成29年度くらいには触診を辞退することも考えたい、ということです、
8.平成28年度 特定健診・特定保健指導集合契約Aタイプについて(案)
  ※特定保健指導を利用したい実施機関で、当該機関で特定健診を受診しないと受けられないと言われるケースが多い、これは理解不足であるというお話がありました。

東京都医師会に立ち寄った後、全日本病院協会の第8回人間ドック委員会に出席しました。

主な議題は下記の通りです。

1.平成26年度人間ドックに関する調査について 
2.11.5健保連意見交換会の開催結果について 
   ※西昴委員長から、現在、宿泊ドックだけで認定を受けているところが200か所ある。全日病の会員では、宿泊ドックを行っているのは25施設のみである、というお話がありました。
3.研修担当者等について 
4.HOSPEX Japan 2015 セミナーについて 
5.平成27年度 人間ドック委員会事業計画実施状況(中間報告)平成28年度事業計画(案)について 

委員会修了後、出席されていた方と意見交換しました。医療経済実態調査において、一般病床が非常に厳しい状況になっている。これでも診療報酬を下げるのか、という多くの意見がありました。その他、入院基本料7:1病院のこと、地域包括ケア病棟に関すること、医療療養病床、介護療養病床、消費税、サ高住にわたるまで様々なお話がありました。


セントラル病院の松濤・分院・本院をまわった後、日本大学医学部同窓会 理事会に出席しました。 

冒頭、梶原優会長から、大分県で行われた日本大学同窓会・同窓交流会についてのお話がありました。大変盛り上がった会で、次の日は高崎山に猿を見に行き、シャーロットがとても可愛かった、猿の社会の方が人間社会より優れている(笑)、というお話がありました。同窓会と学生会の懇談会も始まった。また、秋の医学部同窓会臨時総会の話もありました。
次に各部各委員会報告がありました。経理総務委員会からは、翠心祭・若樹祭のお話がありました。私も11月3日に行ってまいりました。※その時のブログをご覧ください。 http://ameblo.jp/ando-takao/day-20151103.html

さらに、第一回同窓会学生会員連携委員会の報告がありました。その中で学生さん達の希望としては、4つあるそうです。

1.WIFIの整備
2.実習室不足
3.学食への要望
4.設備の老朽化

須藤祐正副会長からは、「この会の時に亀井聡神経内科教授から、教職員の学生に対する熱い想いを聞いた。亀井教授は良き臨床医になって欲しい、ということを切々と述べられた。それを聞いて胸がジーンときた。」というお話をしていただきました、

次に理事会の議事録に関しての議題がありました。
次に、同窓会役員の定年制について。会長は2期6年、副会長や理事は80歳定年、監事・参与は特に無し、ということになりました。
それから、来年度の同窓交流会に関して。最終的な候補地の選択です。
次に、福祉共済委員会から、校友会と同窓会の関係性についてのアンケート調査についてのお話がありました。
女性ネットワーク委員会は、12月19日(土)に日本大学病院の大会議室で第7回のキャリアアップセミナーを予定しており、女性医師の頑張りと、そのことについての男性医師の意見だそうです。
名簿作成委員会からは同窓会名簿の作成について報告がありました。
渉外委員会からは、平山先輩から先日、駅伝の予選会で日本大学が一番になった。来年1月2日、3日が決勝なので、是非、スポーツ振興の募金をお願いします、というお話しがありました。
続いて日本大学医学部同窓会 新年交歓会の話がありました。講師として、私も大変お世話になっている、日本在宅ケアアライアンス議長の新田國夫先生。テーマは「在宅医療の未来像」です。楽しみにしております。

その後、櫻醫社の報告がありました。