介護老人保健施設イマジン永生病院南多摩病院をまわりました。


その後、全日本病院協会に向かい、第3回救急・防災委員会、第7回常任理事会、第7回病院のあり方委員会、第6回全日病総研運営会議に出ました。


救急・防災委員会の主な議題は、
・AMAT活動要項等について
・AMAT活動時における補償について
・防災フォーラムについて
でした。

 

●午後から常任理事会で、冒頭に西澤寛俊会長から、「診療報酬および制度改革の議論が今後早まってきます。国の改革は賛成だが、高齢社会に向けてその質を担保することが重要です。中医協委員を3期6年やらせていただきましたが今回で退任します。後任は日本医師会の中川俊男副会長です。長い間ありがとうございました。」と、ご挨拶されました。


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協議事項として
・平成25年度入退会状況について
・平成26年度事業計画・予算編成作業日程(案)について
・第3回プライマリ・ケア検討委員会の地方(埼玉)開催について
などがありました。


報告事項は、
●中央社会保険医療協議会 総会について
7対1問題、高度急性期と急性期の連携、そして亜急性期病棟等に関すること。次に消費税関連の高額投資において、一件あたり1億円以上の高額投資が5割、そのうち医療情報関連が4割以上、画像診断システムが1/4以上であること。

●中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会について
特定除外の問題、短期入院の問題、コスト計算に関して
●中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織入院医療等の調査・評価分科会について
亜急性期病棟での緊急入院の問題、療養病床での予定外の入院
西澤会長より、やはり人数の多いところが質の担保になっていることは否定できない。亜急性期病床や療養病床で緊急入院が受けられるか、ということ。これはマンパワーを多く有しているところは、これを加算で評価でするかどうかという議論になるだろう、とのコメントがありました。

●社会保障審議会医療部会について
●医道審議会医師分科会医師臨床研修部会について
●チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループに ついて
特定看護師のネーミングは、どうやらつかないようです。
●チーム医療推進方策検討ワーキンググループについて
これは業務分掌の拡大の件です。
●平成25年度病院経営調査報告について
830の回答が病院からあり、全国の医業収支は105.5%、東京は101.6%。
前年に比べて赤字病院が増えて、特に東京は大きく下がり、またDPC病院は収支が悪いという結果が出ました。
●平成25年度個人情報管理・担当責任者養成研修会ベーシックコース(愛知会場)の開催について
●平成25年度「医療安全推進週間企画 医療安全対策講習会」について
●平成25年度 医療安全管理者継続講習(演習)会について
●病院機能評価の審査結果について
●平成25年9月分経理状況報告について
●各委員会報告について
●四病協報告について
●日病協報告について
●厚生労働省、日医、他団体報告について
がありました。


その後、①療養病棟の緊急入院、これは7対1の病棟と同じ機能とは言えないのではないか。②主治医機能と総合診療専門医をどう結び付けていくか。③病院の外来の質と診療所の外来の質をどう評価していくか。など様々な議論がありました。
私からは医療従事者委員会 委員会企画での、紹介会社に関する会員からの調査集計結果に基づく企画のお話をさせていただきました。やはり紹介会社の質の問題で、それをどう評価していくか、そして最終的な会員の希望は、全日病などの病院団体で紹介機能を持ったらどうか、とういことです。
これは話しませんでしたが、紹介会社から来た医師を、5段階評価する。これは喜泉病院の須藤先生から教えていただいたのですが、その結果を紹介会社にも必ずフィードバックする。全国統一の評価方法にして、全ての紹介会社に対して評価をする。その結果を医師に開示する。
それと同時にスキルの低い医師には、スキルアップ研修を行った後に、スキルアップの資格テストをすることによって、日本の医師のレベルアップができるのではないか、ということです。少し過激かも知れません(笑)。


●つづいて、病院のあり方委員会に出ました。
主な議題は、
・全日病学会in埼玉 病院のあり方委員会企画について
・医師の就業動向に関する調査 中間報告について
・地域一般病棟に関する講演
  地域一般病棟の歴史・アンケート調査の結果、今後の機能ということで議論がありました。
・病床機能について
でした。


●第6回 全日病総研運営会議の主な議題は、平成26年度以降の全日病総研について、研究テーマの募集について、でした。



全日病を後にして、東京駅から新幹線に飛び乗りました。
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●午後から東海青年医会(代表幹事 鵜飼泰光 医療法人珪山会理事長・鵜飼リハビリテーション病院院長)で「21世紀の医療~地域包括ケアと民間病院~」をテーマにした第23回パネルディスカッション既にスタートしていました。とても魅力ある集まりに最初から参加できないのがとても残念でした。
講師として、一橋大学大学院社会学研究科 猪飼周平教授、和光市保健福祉部 東内京一部長、厚生労働省医政局指導課医師確保等地域医療対策室・在宅医療推進室佐々木昌弘室長、読売新聞社 田中秀一論説委員、財務省主計局厚生労働係 寺岡光博企画官、医療法人桂名会木村病院 木村衛理事長、厚生科学研究所 吉野晶雄所長がお越しでした。
深夜2時頃まで熱い議論が行われました。


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