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こんばんは 安藤淳子です。
浅田選手が1年の休養をとるとのこと、
ゆっくりと考える時間を作ることが
人生には必要なときがありますね。
しっかり休んできてください。
さて、日本人の1世帯あたりの
平均貯蓄残高が1739万円というデータには、
平均マジックのせいでしょうか、あまり実感がわきません。
皆さんはいかがでしょうか。
全国に120万人といわれている
シングルマザーたちの働き方そして住まい方も
時同じくして、ニュースとなりました。
待ったなしの状況に立つシングルマザーを
行政としてどう支援していくのか、
ヨーロッパ諸国に比べて就労率は高いが、
賃金が安い日本の就労環境、これを改善していく
アプローチも必要でしょう。
昨日今日と釧路市福祉事務所の生活保護世帯自立支援プログラムと釧路市立小中学校における「土曜日を活用した教育活動の試行」について会派で視察しました。
まず自立支援プログラムについて
感心したことは一口に自立といっても
生活 社会 就労 の自立支援のステージをわけて
ステージごとにきめ細かい支援メニューが
用意されていることでした。
そもそも釧路市福祉事務所では、
平成14年「炭鉱」の閉山、企業撤退に伴い、
下請け、孫請けといった関連企業で働く市民が
多くあったことから撤退情報が入った時点から
保護者増加に対する「危機感」をもっていたという。
加えて、平成20年のリーマンショックにより
地域経済はさらにダメージを受けた。
現在、人口20万人の釧路の、
実に18人にひとりが保護を受けている事になる。
現在、釧路福祉事務所では
医療レセプト点検、就労支援、自立支援、
特別指導、年金相談、住宅手当支援、
精神保健福祉士の業務は嘱託し、
経験5年以下が72%をしめる職員体制で
対象者ごとにチーム分けして、
例えば、高齢者は無年金等に因る保護のため、現状の生活、暮らしを
維持していただくための支援がメイン。
など、効率よく受給者を巡回し対応にあたっている。
保護からの自立を支援するには、
限られた資源である職員の配置にも
このようにメリハリが必要であることを確認しました。
また社会的自立と就労自立のためのヘルパー同行などを行った
母子世帯向け自立支援プログラムでの成功体験から
つないでいくとしているこの取り組みの胆である
受け入れ先という協力関係を築ける市内事業所を
開拓する際のご苦労されたお話も伺えました。
次に釧路市立小中学校における
「土曜日を活用した教育活動の試行」について
平成26年度2学期(2学期2回、3学期1回実施)から、すべての市立小中学校で行う。保護者及び地域住民等が参加しやすい土曜日を活用した教育活動(土曜活動)を実施することにより、地域に開かれた学校づくりを一層進めるとともに、教育環境の充実を図ることを目的とする。土曜活動は、土曜日に行われる教育課程に位置づけられた教育活動で、児童生徒の代休日は設けない。土曜活動の活動時間は、半日程度とする。学校長は、当該学校の特色や地域の状況等を踏まえ、実施日及び実施内容を決定するものとする。実施にあたっては、保護者、地域住民及び関係団体等に対して趣旨説明を行うなど、十分な理解が得られるよう努めるものとする。教育活動の内容としては、学芸会、文化祭、避難訓練等の学校行事、参観日、地域公開日等の公開授業、地域の人材を活用した総合的な学習の時間、補充学習、体力向上のためのスポーツ活動とした。また、これら施策の進捗のために教育委員会、小中学校校長、教頭から構成された検討委員会を設置し、課題の整理や実施後の成果検証、次年度以降の取り組みのための検討を行うとした。
すでにモデル校で実施していたコミュニティスクールの実績があったこと、
釧路は、地震や津波といった災害が多い地域であり、
地域をあげて防災訓練に取組む必要性があったことなど、
開かれた学校を実現することために、
土曜日を活用した教育活動は、子供たちを取り巻く課題解決と
社会全体で子供を育てるための仕掛け、
また地域のニーズにかなっていると感じた。
実施後を注視していきたい。
以上、視察所感でした。
5月も20日を過ぎました。
早いですね。バラやつつじなどの花が咲くこの季節が好きです。
明日は雨になる予報です。きもち早めの行動を心がけたいですね。
ではまた。