松戸はちょっと風が出てきましたね。
明日は28度!?にまで気温があがるそうな。。。
体調くずされませんようにお過ごしください。

さて5月6日女性議員日帰り視察では
朝九時に市役所に集合し以下の施設にいってまいりました。
①児童養護施設晴香園および児童家庭支援センターオリーブ
②貝の花保育園見学(ランチバイキング)
③東進ポップキッズ(新松戸)
④適応指導教室ふれあい学級(旧古ヶ崎南小学校)
⑤こども読書推進センター(旧中部小学校付属幼稚園)
⑥E-こどもの森・ほっとるーむ(=親子DE広場事業、東松戸)

⑥は東北地方へ移動のためうかがえませんでしたがまたの機会に。

①施設所長の箱本さんが事業および施設沿革をもとに
今年で八年めの晴香園独自の取り組みについてご説明くださいました。
さまざまな事情を抱えた子どもたちが生活をともにし
地域と交わりながら家庭復帰や生きる力を身につけて卒園していく。
水際で救われた命の潜在力を最大限に伸ばす施設スタッフの絶え間ないご尽力に脱帽でした。

② 貝の花保育園は公立から移管期間を経てこの春から私立になりました。
いとう園長、のぐち副園長、おおとも先生、いとう先生からお話をうかがいました。
給食のこと、防災のこと、をはじめ私立になったことで決済スピードがアップし
保護者からも好評とのこと。こどもたちの保育環境を考えるとある程度の枠をもつにしても
決済スピードを必要とする買い物に関しては別立てにしていく必要性を現場感覚のお話から強く感じた。
自分のことは自分で決める。きめたことに責任をもつというのを信条として
保育運営をすすめてらっしゃると副園長。ランチバイキングでは子どもの日のメニュー「ちまき」を
いただきました。4~5歳の園児たちとテーブルを囲みましたがみな好奇心旺盛で箸の使い方も
ばっちりでした。また遊びにきてねといってもらえたのでいただいた年間スケジュールを参照に
おじゃまさせていただきたいと思いますね。

③は今回の視察の担当テーマなので
ちょっと詳しく書き留めますね。
東進ポップキッズ」 について
視察対象の「東進ポップキッズ」は、
認可外保育施設「東進幼稚舎新松戸POPKIDS」が
平成23年4月より認可保育園としてオープンした。
事業主体からみた認可前後での相違点、事業内容、施設視察ならびに
事業者へのヒアリングにより明らかにされた。
▼視察先 保育園名 東進ポップキッズ 設置主体 社会福祉法人 東進 年齢資格 産休明け 定員 70名(2011年5月1日現在83名) 開所時間 平日7時~20時 土曜7時~18時 所在地 松戸市新松戸1丁目345—2 電話番号 047-340-3434 事業内容 一時預かり事業 特定保育事業
▼視察考察 幼保一体化に対してその用意がある意識がうかがえる。その為の課題認識も明確。
認可保育園と認可外保育園が隣り合う立地であり、利用者に対する区別には違和感がある。
特筆すべき点としては、各家庭のニーズに対応できる利用者の潜在ニーズの掘り起こしに焦点をあてる。
安心安全に預かり、かつ知能開発・リトミック・モテッソーリ・ドーマン教育・体育遊び・体験学習・英語/中国語それぞれのカリキュラムに従い年齢別に活動を行っている。
視察時間は4~5歳の詩の朗読と絵画/ネイティブによる英会話。 遊びの延長戦上に学びがある。
実践の中で学ぶ知は、たしかに効果的だろう。
テストを行うわけではないので達成度ははかれないだろうが、
子どもたちはめりはりある暮らしの中で楽しくまた礼儀正しく過ごしていた。
保育士の意識意欲も高く、保護者教育、啓蒙も熱心であり、
家庭へのレターで保護者の食育などを活発に行っている。
保育事業において、必要条件か十分条件かで判断すると
オプション部分がどの程度保護者の理解を得ていけるのかが課題となりそうだ。
採算性が今後の事業のあり方をさらに鍛えそうだ。

④さまざまな事情から不登校になった小学生や中学生のお子さんの学校復帰をめざして
支援している施設。
現在5名の指導員が昨年から児童生徒の指導にあたっている。
昨年度は全員の学校復帰を果たすことができたとのこと。
きめ細かいケアで児童生徒の心に寄り添いながらそれぞれのお子さんやご家庭が抱える課題を
克服していくことで復帰につなげているようでした。
まだまだこの施設の利用率、認知度が低いという認識は指導員から声がありました。
施設の利用があれば不登校や引きこもりから脱することができる児童生徒がまだまだいるはず。
確かにそうですね。先生やスクールカウンセラーといった
学校との連携でこちらの施設の紹介をうける保護者の方もあるかと思いますが
もっと気軽にこちらの門をとんとんと叩くことも解決の糸口をつかむきっかけになるはずだなと
指導員の先生のお話から感じました。

⑤実は息子とオープン当初に来たことがある施設「子ども読書推進センター」
松戸の課題でもありますよね。図書館は。。。
施設の目的が読書推進とあるのはこどもがぷらっときて本に関心をもつようにする場というよりは
ボランティアの育成・支援が主目的だというのを知り、なんとなく蔵書数やテーマの設定に
合点がいきました。ただ費用対効果をもう少し考えたい。
全館こども館にしてアートとか音楽とかアート作品の販売やアート体験の学校して
書に限らない施設に活用できるとかできると特徴がでて
集まるボランティアの方もやる気が違ってくるんじゃないかなとか勝手に思いました。

以上ちょっと長くなりました。夜、東北レポートアップします☆ではまた!